サッカー狂

親善試合（ホームズスタジアム神戸） （Ｈ）日本　２－１　オーストラリア（Ａ） ３４分　ＡＵＳ：トンプソン←Ａ：ルカビチャ ４１分　ＪＰＮ：香川真司←Ａ：森本貴幸 ８８分　ＪＰＮ：岡崎慎司←Ａ：谷口博之

オーストラリア五輪　４－４－２ 監督：Ｇ.アーノルド 　　　　　　　　1フェデリチ 　　　　　　2ノース　　12スピラノビッチ 　13マクレナハン　　　　　　　　　6スタンリー 　　　　　4ムシャリク　　5ミリガン 　17セレスキー　　　　　　　　7サーキーズ 　　　　　14ルカビチャ　10トンプソン -------------------------------------------- 日本五輪代表　４－２－３－１ 監督：反町康治 　　　　　　　　　15森本貴幸 　　　　　　　　　 17李忠成 　　14香川真司　　　　 　　　　8本田圭佑 　　　　　 16本田拓也　　 2細貝萌 　5長友佑都　　　　　　　　　　　　　7内田篤人 　　　　　　3吉田麻也　　4水本裕貴 　　　　　　　　　18山本海人

◎オーストラリア交代 ６１分　サーキーズ→ＬＨ　11トロイージ ５６分　ムシャリク→ＣＨ　27キルケニー ７１分　ノース→ＣＢ　3レイヤー ８０分　セレスキー→ＲＨ　15ザドコビッチ ８０分　トンプソン→ＦＴ　8ブリッジ ◎日本交代 ４６分　李忠成→ＯＨ　12谷口博之 ５３分　細貝萌→ＣＨ　10梶山陽平 ６３分　森本貴幸→ＦＴ　9豊田陽平 ７３分　本田圭佑→ＲＨ　11岡崎慎司 ８２分　内田篤人→ＬＢ　13安田理大

北京五輪前の貴重な親善試合。

対戦相手はやや運動量が豊富でショートカウンターを得意とする米国とはスタイルは異なるものの、想定としては十分なマッチメイクの一戦だった。

ミスからの流れで先制されたが、その後の修正が良かった。システムを４－１－４－１にしてきたという所も良かった。先日俺が書いた希望布陣とほぼ同じだし（特に圭佑の右サイド起用）♪

選手も総じて、五輪へ向けての高いモチベーションがプレーの端々から感じさせてくれたし、監督の采配も見事。

とても有意義な親善試合であったと言える。

次はアルゼンチン戦。いかに守るか。いかにシュートまで行くか。その２点を突き詰め、それをピッチで表現して欲しい。

～論評～

ＧＫ山本　５．５
失点はしょうがないが止めて欲しかった。ハイボールに不安なシーンも最後にあったがそれ以外は安定したプレーを見せた。

ＣＢ水本　５．５
失点の原因はディレイで相手を離し過ぎた為。やや慎重になったのだろう。それ以外はまずまず。気持ちの入ったプレーは感じられたし、青山直でも森重でもなく俺がスタメンだというプレーの質を次も見せて欲しい。

ＣＢ吉田　５．５
失点時の胸トラップは水本とコミュニケーション不足。ＣＢ二枚の連携は何よりも大事な生命線だけに時間が少ない中、あらゆるケースを想定した連携を構築してもらいたい。ただ、エリア内に入ってくるボールに対しては上手い守備を見せた。

ＲＢ内田　７．５
積極果敢な攻撃参加を見せ続けた。そのドリブルは貴重な武器。後半には見事なシュートも放つなど、存在感抜群！後半開始直後のクリアミスは危険だったが。

ＬＢ長友　６．５
再三のオーバーラップを見せた。それでいて守備での貢献度も高く安定していた。Ａ代表と同様、守備も含めると安田からポジションを奪ったといっていいだろう。

ＤＨ細貝　５．５
守備はいいものの、ビルドアップでミスパスは痛い。

ＤＨ本田拓　７．０
守備に奔走。攻撃でも裏への抜け出しで味方をサポート。後半はアンカーに入って、サイドのケア、相手の攻撃を寸断するなどいいプレーだった。

ＯＨ本田圭　６．０
状況判断良く、シンプルにいく場面、ゆったりとボールを回す場面の使い分けが良かった。また、余り見せない積極的にスペースへ出て行く動きも再三あったし、内田との連携もスムーズで見事だった。あとは、強烈なミドルシュートをもっと打っていっていい。

ＯＨ香川　７．５
素晴らしい連動からのゴールだった。ドリブルにパスにＣＫとチームの核と呼べる質の高いプレーを見せてくれた。Ｊ２でのプレーが物足りなく見えるのはチームメイトの質ということなんだろうか（苦笑）

ST李忠成　６．０
右に左に流れてボールを上手く受けて攻撃に流れをもたらせた。積極的なシュートも見せた。

ＦＴ森本　６．０
李とのコンビネーションはまだまだだが、大きい相手ＤＦに対しても動き出しと上手いポジショニングで起点となり、得点にも絡んだ。シュートの積極性も良かったが枠へ強烈なシュートを放つシーンが見たい。

ＯＨ谷口　６．０
セントラルＭＦのポジションながらゴール前に再三入っていき、ゴールに迫った。

ＣＨ梶山　５．５
展開力を見せたサイドチェンジもあったがまだまだ消える時間も多く物足りない。

ＦＴ豊田　６．０
中央に張って、起点となった。ただ、シュートへの形が乏しかった。やや強引でもシュートを放つ積極性、ポジショニングも重要。ただ、監督からはゴール前で張れと言われているだろうし、まぁしょうがないかな。

ＲＨ岡崎　７．０
決勝ゴール！！！入ってすぐのボール奪取は見事だったし、本田圭佑とは違う精力的な動きで攻撃に絡んだ。シンデレラボーイになれそうな空気はあるが、シンデレラとは呼べない風貌か（笑）

ＬＢ安田　５．５
時間が少なく、持ち味の突破も見せられず。

反町監督　７．０
先制されたゲームを見事に建て直し逆転勝利を果たした。気候に慣れない後半から落ちた豪州だったが、それでも中盤を厚めにして、ゲームをこちらのペースにさせた采配は見事。これなら本番でも期待出来る。それだけの采配を見せてくれた。

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