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Aug 7, 2008
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カテゴリ:日本代表
北京五輪 グループリーグ第1戦
会場:天津五輪センター体育場
主審:B.ディアッタ(セネガル)

日本 0-1 USA

47分 USA G:S.ホールデン

USA五輪代表 4-4-2
監督:P.ノバク
         18グザン

     6M.エドゥ 15パークハースト
 2M.ウィン            3オロスコ


   4M.ブラッドリー 16クリエスタン
 7S.ホールデン       14R.ロジャース


     17マクブライド  11アドゥー
--------------------------------------------
日本五輪代表 4-2-3-1
監督:反町康治

         15森本貴幸

         12谷口博之
  14香川真司         8本田圭佑

      16本田拓也  10梶山陽平

 5長友佑都            7内田篤人
      4水本裕貴  6森重真人

         1西川周作
◎USA交代
74分 マクブライド→FT 12アルティドール
82分 ホールデン→CH 10フェイルファーバー
87分 R.ロジャース→DH 8デセラ
◎日本交代
64分 梶山陽平→ST 17李忠成
72分 森本貴幸→FT 9豊田陽平
84分 香川真司→RH 11岡崎慎司
待ちに待った北京五輪本大会。

初戦はアメリカ。経験豊富な英雄マクブライドにA代表GKグザン、そして、CB不足からかパークハーストをオーバーエイジとして3人起用してきた。ただ、彼らよりも注目すべきなのは、やはり天才アドゥの個人技とマイケル・ブラッドリーの中盤底からのフィジカルを活かした推進力と得点力だろう。

日本のスタメンは想定通り。最後にいい形を出せた4-2-3-1。アメリカはCBが負傷のようで中盤のモーリス・エドゥを急遽起用したようで。また、中盤もアドゥーをトップ下起用するダイヤモンドではなく、フラットな中盤でスタート。

試合はアメリカが年代通して、得意とする前線からの激しいプレッシングが無く、日本が比較的DFラインからしっかりとボールをつなげた。アメリカは暑さを警戒したのか、また初戦だからこその慎重さなのか、いずれにせよ、日本のポゼッションは高く、サイドからの突破に関しても優位にゲームを進めた。特に内田の突破は最も有効な攻撃となり、チャンスを生み出した。

そして、前半20分には本田のショートコーナーからビッグチャンス。一度はゴール前の選手間のポジショニングの争いでやり直しとなった右CK。すぐそばに寄った内田が受け、エリア内ニアに預けて、もう一度深い位置でリターンを受ける。ここからフリーでGKとDFラインの間を通すグラウンダーのクロス。ゴール前は完全にフリーとなった森重!!!だが、合わせられず・・・。素晴らしいセットプレーからのシュートパターン!!!!ただ、合わせさえすればゴールだった所を決められなかったのがどう響くのか。

それでも、この後も日本ペース。香川は悪くは無いが内田の突破と谷口のゴール前への飛び出しが日本の攻撃の中でも非常に目立った前半となった。しかし、優位に進めながらも前半はスコアレス。

後半開始は両チーム共動かず。そして、アメリカは前半同様プレスをかけてこないと思っていた矢先。

後半開始1分。右SBウィンのオーバーラップからのクロス。このボールをニアで水本がクリアするが、ボールはゴール前に走り込んできたホールデンのもとに。そして、狙い済ました強烈なグラウンダーのシュート。これに西川が反応するも、ボールの勢いを抑えきれず、転がったボールはゴールに・・・・・。

あれだけ、優位に進めていた前半が哀しくなる程、あっさりとアメリカが先制。

流れは明らかに対等。梶山はいまだにピッチを把握していないのか止まりそうなパスで攻撃を遮断。そして、取られてもすぐボールホルダーに寄せない。守備では簡単にクロスを上げられる・・・。やはり、穴だと思っていた男が甘さを見せ始める。いや、疲労しているからなのか。とにかく、このポジションがチームの浮沈を担っているという事を梶山はもっと意識しなければならない。というより、彼を選んだ反町の采配でもあるんだが。

その梶山を下げ、反町は李を投入。谷口を一つ下げ、4-4-2にシステムチェンジ。更に、存在感無かった森本を下げ、豊田を投入。

豊田の高さはアメリカ相手にも有効な手段だったが、時間の経過と共に、守備的になるアメリカを攻め倦む日本。明らかにロングボールが多くなった。結局、時間が無くなってから必死になる姿をまたも見させられる事に。決定機といえば、本田圭佑のDFライン裏へ抜け出たヘディングシュート!!動きは良かったものの精度を欠き、枠には行かず。

結果、最もグループリーグで勝点を得易かったと考えられたアメリカ相手から勝点0。

それにしても、左利きのGKグザン。守備範囲の広い安定したGKだった。アメリカには優秀なGKが多い事を知っていたが、ハイボール、シュートへの反応と素晴らしかった。MOMは彼に与えてもいいだろう。そして、注目していたブラッドリーだったが、なかなか良さは見せられず、アドゥーも大きなインパクトは無かった。それだけに悔やまれる。

もっと試合を覆す策は無かったかと。何とも残念な結果の初戦となってしまった・・・・。



~論評~

GK 西川 5.5
失点シーンは反応はしたが抑えきれず。こぼれて吸い込まれたのはとても残念。安定したプレーは多かったがハイボールには不安も。

CB 水本 5.5
守備の中心として、マクブライドへの対応に奮闘。ただ、あのバイタルエリアに落としたクリアは経験値と力だろう。

CB 森重 5.5
決定的チャンスを逸したのが大きく響いた。ただ、守備ではカバーに人に良く対応した。

RB 内田 6.5
前半の積極果敢な攻撃参加は素晴らしく右サイドを完全に制圧した。あの時間帯でゴールを奪えなかったのが残念だ。それだけの素晴らしい攻撃力を披露し続けた。守備でもロジャース、アドゥーへの対応は良かった。ただ、後半は明らかに落ちたけれど。

LB 長友 5.5
豊富な運動量で守備にビルドアップにもオーバーラップでも奮闘したが良さは見せられず。攻守両面で対面のウィンには負けたといっていい。

DH 梶山 5.0
もう既に書いた通り。今までと同じく淡々としたプレー。選ばれなかった選手の気持ちなぞ彼の心中には皆無なんだろうか。守備は軽いし、相手も追わず。仕掛けのパスは緩くカットの対象。勿論、いいパスも無くはないが。


DH 本田拓 6.0
両サイドのケアも含めて守備に奔走。サイドが詰まれば、その前のスペースへ走るなど、積極性も感じられた。後半の左サイドをかけあがったシーンは精度を欠いたが、あれが実力だから、マイナス材料ではない。とにかく、次も奮闘してもらうしかない、守備の貴重なキーマンだろう。

RH 本田圭 6.0
ビッグマウスは早くも崩れ去った。それでも、自身は右サイドエリア深くから何度かえぐってチャンスメイク。後半の決定的なヘディングシュートは得意じゃないからしょうがないだろう。それよりも彼の強烈なミドルが一本も見られなかった事が残念。チームとして彼の左足を有効に使おうといった意図が見られなかったのが更に残念でならない。

LH香川 5.5
良く動き、ドリブルにパスに攻撃にリズムを与えた時間もあった。それでも、相手のプレスには簡単に潰された。

OH 谷口 6.5
いつも通り、ゴール前へ何度と無く入っていきチャンスを作った。最も点が取れそうなのは彼の所だけだと感じたほどに。ただ、ドリブルでボールを運ぶシーンは倒れる選択肢ではなく早めのパスをチョイスして欲しかった。

FT 森本 5.0
ほとんど、前を向けず。前を向いてもパスをつなぐ事を考え過ぎて、前に相手がいないのに相手のゴールに背を向けたり・・・。フィジカルの激しい相手にはポストも機能せず、有効なプレーは無いに等しく。

ST 李 5.5
後半からの登場で、走り回ってボールを引き出したが、相手が守備的でスペースが無い中では持ち味を多くは出せず。それでも、疲れている中で積極性は光った。

FT 豊田 5.5
高さと強さはアメリカ相手でも通用した。エリア内で前を向いて、相手に倒されたシーンはPKにも思えるが、それでも、彼の頭の中にPK奪取という考えがあった事は否定できない。PK奪取ではなく自らのシュートという事だけを考えていれば、彼のフィジカルなら踏ん張って倒れずシュートまで行けたのではないか。そういった判断力が残念でならない。

RH 岡崎 5.5
時間は少なく。それでも、彼の力は知れたもの。豪州戦でゴールを決めたからってここでも決めるとは限らない。

反町監督 5.5
優位にゲームを進めた前半は見事だった。特にサインプレーでのシュートまでの形は素晴らしかった。ただ、あれらを決めなくては何の意味も無い・・・・・。そして、問題点はいい流れでありながらも決定的なシュートが1本、2本しか無かった事。これがとても残念でならない。そもそも個人突破に優れた選手が香川と内田だけという状況で本田圭佑も奮闘したけれど、それを後半から更にバージョンアップする作戦が見えない事も残念。FWの交代や岡崎の投入だけという状況を作った反町自身の選考が哀しく思える。守備がいいチームが先に失点したら、もう勝点計算など出来ない。まして、北京の環境や本番特有の感情。それに相手チームのレベル。それらが絡み合うのだから、失点する確率は非常に高い。であるのならば、失点しない事よりも得点することの方が大事なのではないか。得点する為に必要な選手、そして戦術は何処にあったのだろう。最近、A代表でも、マリノスでも見受けられる、ただ長身選手を前線に置いたパワープレーが良く見受けられるが、あの焦った攻撃で得点した試合を何回見ただろう。90分。時間はあるのに、何故最後にしか魂を込められないのだろうか。試合途中の梶山のプレーを見て、仲間は吠えるべきではないか。パスミスをするな!!ミスしても、だらだら歩いてないで走れ!!と。グループリーグ突破はまだ無くなった訳ではない。それでも、可能性が大きく減退した中で、何がもう一度出来て、どうすればシュートまでの形を増やせるか、全員で考えて欲しい。そして、まだ、終わりにしないでもらいたい。

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Last updated  Aug 8, 2008 10:39:13 AM
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