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Oct 15, 2008
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カテゴリ:日本代表

W杯 最終予選 第2戦
会場:埼玉スタジアム2002
主審:アルバドワイ(UAE)

(H)日本 1-1 ウズベキスタン(A)

27分 UZB シャツキフ(R)←カパーゼ(R-C:R)
40分 UAE 玉田圭司(L)←大久保嘉人(P:R)

ウズベキスタン
監督:カシモフ  4-4-1-1

         12ネステロフ

     5アリクロフ  2A.イスマイロフ
 11ガフロフ          14V.デニソフ


      18カパーゼ   9アフメドフ
 10マクディエフ        6J.ハサノフ

      8ジェパロフ
          16シャツキフ
--------------------------------------------
日本
監督:岡田武史 4-2-3-1

         11玉田圭司

         16大久保嘉人
 13香川真司            10中村俊輔

     7遠藤保仁   17長谷部誠

 6阿部勇樹             15内田篤人
       4闘莉王  2中澤佑二

         18楢崎正剛
◎ウズベキスタン交代等
57分 マクディエフ→RH 17メルジジノフ
62分 シャツキフ→FT 15ゲインリフ
62分 アフメドフ→DH 7ハイダロフ
◎日本交代等
52分 大久保嘉人→ST 12岡崎慎司
75分 香川真司→DH 8稲本潤一
81分 玉田圭司→ST 9興梠慎三
2連敗スタートという厳しいスタートをきったウズベキスタン。

その相手に日本はホームで痛いドローゲーム。

元日本代表監督のジーコがアドバイザーにもなった事も影響したか。普段はしっかりラインを揃えて待ち構える守備のウズベクだが、この試合は立ち上がりからプレッシングに来た。これは明らかに日本がプレッシングに弱い事を知っていたからこその采配であっただろう。

その流れを上手く切れないまま、失点。

失点については内田がどうのこうの言っていたが、あれは彼がしっかり戻ってきてあの位置まで辿りついたのであって、トゥーリオのアクロバティックなクリアこそが不要であり、それを責めるべきだ。

観客もあのプレーで歓声をあげているようでは、ファンはサッカーを知らないと言われてもしょうがないだろう。

それにしても、日本はW杯に3度も連続出場してるとはいえ、今はアジアカップも取れない、決してアジアで抜けた存在ではない。

ファンはウズベクを舐めていたかもしれないが、俺はウズベクがもっとやってくれると思っていた。

それだけに勿体無い勝点1。相手がFIFAランキングが下の、更にW杯も出ていないじゃないかという面だけを見て、勝てる相手だと判断し、そこから勝点2を失ったという考え方ではない。

そのウズベクに対し、攻撃陣は前半30分頃から非常に魅力的な時間を作り出した。岡田が率いてからは一番いいんじゃないかという流れに勢いが加味された攻撃は見ていて迫力十分だったし、その結果同点弾をあげられた。

後半もその勢いが持続出来れば良かったが、ハーフタイムで切れてしまうのはしょうがないこと。それよりも、岡田の采配に疑問。

UAE戦ではまずまずの働きを示した岡崎だったが、自分で仕掛けられない選手はやはり要らないという確信を改めて持たされただけに過ぎない。

あの時間、まだウズベクは引ききってはいなかった。彼らは勝点0の状況。是が非でも勝点は欲しいが、出来る限り3にこだわっていく姿勢も感じられた。

それが故の完全にリトリートするという判断ではなかったんだろう。

そのまだ彼らの裏にスペースがある段階で、味方のパスを受けてスペースを活かす岡崎ではなく、興梠を使えなかったのか。

興梠にはドリブルがある。完全にスペースが無くなってからではいくらドリブルが上手くとも狭いコースを切り刻めるレベルではない。あの時間帯に投入していれば岡崎の体を張ったポストプレーよりも効果的なチャンスが生まれたと俺は思う。

その後、結局、興梠を使ってくれたのはいいとしても、残り10分程度の中、相手は完全にリトリート。

日本はトゥーリオをセンターフォワードに置き、興梠と岡崎をセカンドトップにするような3トップに。右は内田が押し上げ、左に俊輔。長谷部と遠藤は中盤。そして、阿部がスライドして稲本を右CBに入れる強行3-4-3。

まだ一度も代表では観た事がないシステムだが、岡田は慣行。

パワープレー。

たった5分。

最後の最後ばかり。

どうしてなりふり構わない攻撃をするのだろうか。リスクを犯してもいい時間帯は他にもあるだろう。

90分ある試合。

あわてて攻撃をしなければいけないのだろうか。

流れがいいという言葉に流され、シュートを打つ事だけを意識しすぎではないだろうか。この代表の中にゴールを何シーズンにも渡り量産している選手は皆無。だからこそ、誰もが点を取る意識を高めなければならない。

まだ二戦目。何も悲観する状況ではない。

しかし、監督は試合の流れと選手の力を良く見定めた判断が必要だし、選手個々も無駄なプレーではなくゴールで存在感を示す為に必要なプレーをとにかく研究し、練習して精度を高めてもらうほか無い。


~論評~

GK 楢崎 5.5
失点は完全にフリーの中、しょうがない。それ以外は無難。ただ、キックはちゃんと蹴りましょう。

CB 中澤 5.5
フリーで最終ラインからミスパスは絶対にやめてもらわなければ。それ以外では、攻撃でもナイスパスを出したり、最後のゲインリフとのマッチアップを何とか対応したりとまずまず。失点時はやや中途半端なポジショニングだった。

CB 闘莉王 5.5
無意味なアクロバティッククリアで失点の原因を作った。ホームで浮かれあがったのか。あんなプレーするのならもう最終ラインに入れる必要は無い。セットプレーでは迫力満点のヘディングで存在感示すも、最後のパワープレーでは前線に上げられるも、いいボールが来ないのもあったが、パスは単調でカットの対象。起点になれなかった。

RB 内田 5.5
決定機でパスというまたしても起きた日本の悪癖。それ以外では積極的なオーバーラップと俊輔との関係向上からいいチャンスを導き出した。失点時は彼よりもトゥーリオを責めるべき。

LB 阿部 5.5
守備に関しては、問題無いが、オーバーラップからのクロスはたった一回。それも魅力の無いクロス。もう代表で左SBで使われる事はわかっている事なんだから、もう少し高精度でスピードのあるクロスを練習するべきでは。攻撃時もサポートに回るだけで左サイドでCBのようにポジショニングしているのだから、体力がそこまで落ちる訳は無いだろう。岡田もいい加減、このポジションで阿部を使うはやめた方がいい。彼が入ると、このポジションは単なる3バックが左にずれた変則3-4-1-2でしかないのだから。

CH 長谷部 6.0
本当に代表で慣れてきた。というかブンデスで経験しているもてる力を十分に発揮している。守備もそうだし、つなぎでもシンプルな場面ともっていい場面の判断も良く、サイドからのドリブル突破でも力を示す。今後、スタメンで使い続けなければ。

CH 遠藤 5.0
序盤から息の合わない場面が散見。セットプレーは正確だが、チャンスにならなそうな浮いた遅いボールばかり。トゥーリオにしっかりあわせてそこからの展開というのもわかるのだが、五分五分の攻撃しか演出できていない印象。稲本が入ってからも左に張るわけでもなく中途半端なポジショニングで結局フラットなラインがボックスと化し、展開が狭くなり岡崎も活かせず。

RH 俊輔 6.0
激しいマークの中、決定的なパスを通し、ゴールも生み出すプレーを披露。周囲との連携はまだまだ課題はあるがそれでも、味方の特性を活かすプレーは今の代表の中では彼にしか出来ない。パスのスピードを使い分ける事が閉塞感を打開する事を知っていて且つ出来るプレーが見事。

LH 香川 5.0
積極的に仕掛ける場面もあったが、遠慮しすぎ。松井の代役というイメージはないのだろうか。自分のプレーで代表に選ばれたのは事実だろうが、それならば、パス&ゴーを絡めたドリブルやシュートをもっと見せるべき。そして、それを味方に要求すべき。遠慮ばかりするのなら今後も大事な試合では期待はしないほうがいいだろう。

ST 嘉人 6.0
ナイスアシストは、彼の動き出しの賜物。しかし、それ以外では決定的なシュートも放てず。彼がセカンドトップにいるのはその動き出しを活かしての事だけに、もっと周りに偉そうにパスを要求しなければ。それをやってこそ、彼は活きるし、この試合のようにゴールにもつながるのだから。

FT 玉田 6.5
貴重な同点ゴール!!!それ以外でもシュートを積極的に放った。この姿勢はFWだからではなく、このローマを習ったような0トップのシステムの中、中盤前目とサイドバックが持たなければ。


ST 岡崎 5.0
動き回って、チャンスを作ろうというのはわかるんだが、自分で仕掛けられる場面で預けて飛び出すプレーしか出来ない質では力不足を感じる。体を張って、落として玉田のシュートにつなげるなど、決して悪くは無いが後半どうしても点が欲しいときに入れる選手ではない。ヘディングも結局は決められなかったし。

DH 稲本 6.0
こないだのいいイメージは岡田の中では控えで使えるという判断でしかなかったのだろうか。1試合通して攻守に働ける選手だけに勿体無い。最終的には右CBのようにもプレーさせられる・・

ST 興梠 5.5
残り時間も少ない中、もっともベンチの中で状況を打開する力を持ちながら、相手が引き、スペースが無くなってからの起用は残念。岡崎のタイミングで彼が出ていればもっとゴールに迫れただろう。

岡田監督 5.0
毎度、毎度の背水の陣。毎度、背水では、選手もなれてしまって背水と感じなくなるのではないか。ただ、言葉を使えばいいというものでもなく。そんな事より、連敗スタートのウズベクにダメ押しの勝点3は奪えず。ホームながら、悔しいドローとなった。ドローで折り返した後半。玉田と連携がよくなっている嘉人を下げて、彼よりも打開力に欠く岡崎を投入。嘉人もそこまで落ちた印象も無く、下げるなら香川だろうと思いながら。この采配では流れは変わらず。更に、香川に代えて、稲本。これで遠藤は左に出る形だが、何故、試合で試していた憲剛ではなく、稲本だったのだろうか。結果、遠藤はサイドに開くより中央に位置し、日本が閉塞感を出し続けたシステム4-2-2-2へと変化。そして、決定機が無い中、ようやく相手にスペースも無くなった時に興梠を投入、彼はスペースがある時間帯で使え!!と何度叫んだ事か。結果、興梠は余り活きず、前半途中のいー流れは戻らないまま、ドローとなってしまった。俺はこの采配に問題があると思う。香川は前半で余り活きていなかったし、代えるなら香川と興梠だった。興梠は元々トップ下だし左サイドでゴールに迫れという指令をこなせない選手ではない。その上で、物足りなければ憲剛を投入し、よりパスワークを絡めた突破をはかるべきだった。最後のパワープレーはトゥーリオだけではなく、今こそ調子を戻してきた巻を使うべきではなかったか。采配がもう少し選手の特徴と状況を加味して下されていれば、違った結果になったと思って仕方が無い。まぁ、まだ先は長い。これもいい反省材料にしてくれればいいのだけれど・・・。

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Last updated  Oct 16, 2008 02:21:29 AM
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