テーマ:サッカーあれこれ(20139)
カテゴリ:J1
相手はACLの疲労も抱える強豪名古屋。 モンテのスタメンは前節同様。 試合は、雪がちらつく中、始った。 前半こそモンテにチャンスが何度と無く訪れ、名古屋のスロースターターぶりが如実に現れる事となったが、楢崎のファインセーブに阻まれた。 30分過ぎには名古屋もダヴィを起点に盛り返し、一進一退の攻防から徐々に名古屋優勢のゲームに。 前半はほぼ互角の内容でスコアレスで折り返した。 後半が始ると、見事な雪景色(苦笑) 蛍光色のボールというのは確かにJでは久々に見る気もする。 3月になるのに雪が降る山形。 田舎にいた頃を思い出す(笑) 風も吹き、雪も降り出すと、本当に寒い。 それだからなのか、わからないが、ピッチに倒れ込む選手が少ない。 寒いし、雪に覆われたピッチに寝転んだままというのは当然、嫌なのだろうが、いつものJリーグでは多少の痛みで寝転ぶ選手がそれだけ多いという事を改めて感じさせてくれた(苦笑) そういった止まらないゲームの流れもあってか、名古屋が優勢ではあるが、非常に見応えのある戦いとなった。 それにしても、後半は一方的な名古屋の攻勢。モンテは押し返す事も難しい。セカンドボールも多くを拾われて、前線にボールも収まらない危険な状況の連続。名古屋は、ゲームメイカーの小川を左SBに置くという超攻撃的布陣で更に攻勢を強めた。サイドバックが現代サッカーにおいてゲームメイクにおいて重要な存在である事を良く認識したピクシーの采配は見事。後ろから、しっかりとボールをつながれて杉本と玉田のドリブル突破も絡めた攻撃で何度ゴールに迫られた事か。 それでも、レオナルド、清水、佐藤健太郎、宮本の粘り強い守備が光る。 古橋が下がり、財前が入ると、もう攻め手は無いに等しいモンテだが、相手は昨年優勝争いを見せた強豪名古屋が相手。ホームとはいえ、勝点1でも十分な結果である。 小林監督の意を解した選手たちは粘り強く、シンプルにクリアして、態勢を整え、また名古屋の攻撃に備えるという終わる事の無い名古屋のループと化した攻撃を耐え続けた。 結果、スコアレスドロー。 ゴールこそ生まれなかったが、ダヴィ&玉田というJ屈指の破壊力を持つ2トップに対して無失点で勝点を得た事は十分に自信をつける結果と言える。 それにしても、札幌時代からダヴィの凄さは知ってはいるが、本当に脅威だった。玉田はドリブルはあってもそんなに怖くは無いが、ダヴィだけは、ガツガツゴールに向って来るだけに、より恐怖心が芽生えるというか。だからこそ、レオナルドの対応は見事だった。後半から入った杉本もジョーカーとして怖かったけど。それと、隼磨。後半から前がかりに来て、杉本と共に右サイドを完全制圧し、モンテゴールを襲い続ける一番のポイントになっていた。ただ、それでも奪えなかったゴール。名古屋が優勝を狙う為には勝たなければならない試合だっただけに悔やまれる雪中決戦だったろう。 モンテは2試合、終えて勝点4。良い数字。毎試合大量得点なんてのは元々期待する訳も無く。粘り強く勝点を積み重ねていけば、残留という目標に到達できるはず。小林監督の采配を信じて、次節FC東京戦も期待したい。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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