テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:Scotland
しかし、今節はレンジャーズに逆にプレッシャーを与えられる結果に。 前日に行われたレンジャーズ×アバディーン戦では、両チームとも退場者を出し、レンジャーズは後半1点差に詰め寄られるも耐えて、勝点3を得た。 これにより、セルティックは勝たなければ、首位を譲り渡す状況となった。 この重要な一戦で、セルティックは緊張感に包まれていた。 相手はレンジャーズと分けたハイバーニアン。俺としてはSPLで2番目に好きな緑のクラブだが、この試合に限っては、そうも言っていられない苦しい展開に持ち込まれた。 パーテライネン監督は良くこのチームで見られる3トップではなく4-4-2で守備をいつもより堅固にする態勢を採った。この2枚のブロックがかなりリトリートしスペースはかなり狭くなり、セルティックのパスワークにも綻びが生まれた。それでも、後半は怒涛の猛攻撃を仕掛けた。惜しいシーンも幾つかあったとはいえ、2mもあるCBロブ・ジョーンズの高さと経験、そしてファインセーブ連発のGKマカランベの一級品の反応とに阻まれ、スコアレスドローに終わった。 セルティックは猛攻を仕掛けたとはいえ、試合全般でパスミス、トラップミスが散見し、リズムを自ら悪くしていった。マッギーディのドリブルも精度を欠き、無数のクロスは堅守に跳ね返される。俊輔も痛みを抱えながらのプレーだったからか、ミスもあり、3連覇してきたチームとは思えないメンタルの弱さを全体的に披露してしまった・・・ ストラカンのここ最近の采配は試合途中で変化をつける事は少なかったが、この試合では俊輔をセントラルMFに入れ、右にマローニー、左にマッギーディという破壊力満点の4-4-2を試行したが、その効果も相手のリトリート戦術の前では少なかった。 この引き分けで順位はこうなった。 順位 チーム 勝点 得点 失点 得失差 1位 レンジャーズ 83 74 28 46 2位 セルティック 81 80 33 47 レンジャーズが勝てば、文句なしで彼らの優勝。 セルティックは自力での優勝は不可能となった。 仮にレンジャーズが分けた場合、勝点は84で得失差は動かない。 セルティックが勝てば、84で同点で得失差で上回り優勝。 セルティックが引き分けた場合は、勝点が82まで伸びず、レンジャーズが負けたとしても勝点で及ばない。すなわち、セルティックは勝利を絶対に手にしなければならない。そして、ダンディー・ユナイテッドの意地に賭けるしかないのだ。 ツライ・・・ だが、こうなった以上は4連覇への夢は当然捨てずに、最終戦は前半早々からの大量ゴールでレンジャーズにプレッシャーをかけてもらいたい。同日同時刻開催だが、互いの結果はサポーターが選手に声援で伝えるだろう。 もし、前半で2-0以上でレンジャーズが無得点であれば彼らは徐々に苦しみにはまるだろう。 奇跡を起こすセルティックパークの力を信じたい。 ここまで読んで頂きありがとうございます。ここをクリックしてランキングUPにご協力頂ければ幸いです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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