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Jun 17, 2009

スペイン圧倒的なゲーム支配もイラクに１ゴールのみ

テーマ：サッカーあれこれ(20135)

カテゴリ：Confede

FIFAコンフェデレーションズカップ　南アフリカ2009
予選グループＡ
会場：フリーステイトスタジアム
（ブルームフォンテイン）
主審：Ｍ.ブリーズ（オーストラリア）評価Ｂ

スペイン１－０イラク

５５' ESP Ｄ.ビジャ(H)←カプデビラ(L-C:L)

ＭＯＭ : ダビド・ビジャ（スペイン）

イラク

監督：ボラ・ミルティノビッチ　５－４－１



　　　　　　　12モハメド・カシド

　　　　　　　　15Ａ.Ｈ.レヒマ

　　　　22ムアヤド　14サラム・シャキル

　2Ｍ.Ａ.カリム　　　　　　　　3バシム・アッバス



　　　　5Ｎ.アクラム(C)　 4ファリド



　　20Ｓ.サイード　　　　　11ハワル・ムッラ





　　　　　　　　　17Ａ.ザハラ

--------------------------------------------

スペイン

監督：デルボスケ　４－１－３－２



　　　　　7Ｄ.ビジャ　　　9Ｆ.トーレス



　　　　　　　　　　8シャビ

　　22Ｊ.Ｍ.マタ　　　　　　　　20Ｓ.カソルラ



　　　　　　　　　14Ｘ.アロンソ



　11カプデビラ　　　　　　　　　　　15Ｓ.ラモス

　　　　　　4マルチェナ　　3Ｇ.ピケ



　　　　　　　　　1カシジャス(C)

◎イラク交代等５９' Ｓ.サイード→ＲＨ 18マハディ・カリム６９' ハワル・ムッラ→ＣＦ 13カラル・ジャシム８０' Ａ.ザハラ→ＳＴ 10ユニス ◎スペイン交代等６７' Ｓ.カソルラ→ＲＨ 21Ｄ.シルバ７４' Ｄ.ビジャ→ＣＦ 17グイサ８２' シャビ→ＤＨ 18ブスケツ

この大会では実力差が大きいカードが多い事もあってから５バックを多く見かける。

３バックが押し込まれて５バックになるのではなく、最初から５バックというのは観ていてやや面白味に欠く。

それでも、イラクの守備は粘り強く、またＧＫカシドも反応が良い。

そういった事もあってかスペインはやや苦労。前半はイラクにとっては目的でもあるスコアレスを達成。

しかし、攻撃が全く出来ない状況ではやはり失点は時間の問題だったろう。

という事でカプデビラの正確なクロスからビジャのヘディングゴール！！

その前の崩しでＤＦラインに乱れが生じたのがゴールの理由だろう。

その後、スペインはどちらかと言えば、このまま無難にゲームを終えるような方向性でのサッカーで面白さは更に減退したが、それでも欧州列強としてきっちり勝ち切る事で見事な戦いを見せたとも言えるだろう。

今の日本がニュージーランドとこの守備的なイラクに対して同じスコアの試合が出来るだろうか。

ただ、強いチームと戦うだけが力を測る方法ではないだろう。

ニュージーランドの高さには苦労し、イラクの堅守は敗れなかったというのが日本の結果ではないだろうか。

スペインのサッカーは究極のポゼッションサッカーで、そのポイントはやはり選手の質にある。イニエスタこそいないが、シャビを中心としたチームは本当にボールが良く回る。危険なエリアへのボールの出し入れも豊富で行くと見せかけてはボールを戻し、戻したと思えば、違う観点から突破をはかる。状況に応じてドリブルも効果的に使い、サイドも幅広く使う。攻撃のバリエーションは数え切れない。

これで連勝。決勝Ｔ進出は確定し、相手はイタリアかブラジルか下手したらエジプトか。いずれにせよ、次の３戦目でどういった選手の使い方をしてくるのか、デルボスケの采配にも注目したい。

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