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碁会所日報

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2006年02月の記事

全15件 (15件中 1-15件目)

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歌手

　Hさんは、いい感じで打てる碁が続くと、鼻歌を歌いだされます。レパートリーもなかなか豊富です。７時も過ぎて来ると同じく鼻歌組のTさんと共に合唱することもしばしば。ちなみに昨日は「同期の桜」の合唱でした。　さて、今日も機嫌よく歌うHさん。対局相手のAさんに「歌わせたらあかんですよ」と言ったところ、「いやぁこの人は歌うのが仕事だから。」とAさん。うちのおかかえ歌手らしいです。　しかしこの歌手、どんな歌を歌っても必ずどこかに「♪泣いたりしない」という歌詞が入ります。本来の曲にはない歌詞でも必ず入ります。変です。

2006年02月28日
検討中の癖

　今日はFさんに二局打っていただきました。私はたいてい厚く打つタイプなのですが、厚みを結局活かし切れないで負ける事が多いです。しかも厚みでもう一手かけるとものすごい大きな地になるのに、何故か受けるのに気がひけて、それで地合で負けてしまうのですが、こういう時の検討中、自分でも何故か口にするのが「でもこういうの受けて地を作ってしまったら怒られるような気がして・・・」って、一体誰に怒られるんでしょうかねえ。よくわからないです。今はそれを受けなくて怒られるくらいなのに。

2006年02月27日
イナバウアー

　今日は荒川選手の金メダルの話で持ち切りでしたが、みなどうしてもイナバウアーの名前が覚えられなかったようです。「あれなんやったっけ、ほれ、背中ぐいーんと反らしてすべるやつ」「イナバウアーです」　知ったとたんに、Ｆさんが「えーい、ここはイナバウアーを使ったる。」といろんな局面で謎の手筋「イナバウアー」を炸裂し始めました。「イナバウアーか、困ったなあ」とお相手のTさん。よくわかりません。　そして多分明日になれば皆「イナバウアー」の名前すら忘れている事でしょう。合掌。

2006年02月24日
リーグ運営考

　うちのリーグは３ヶ月と期間が長いです。期間が長いので、しょっちゅうお見えになれない方でも、「これだったら参加できるかな」と思っていただけるようにという理由なのですが、常連さんからは「やはり長い」という意見もあります。３ヶ月の最後の一ヶ月を次のシーズンに重ねてはどうかとか、もっとクラスを分けたらとかいろいろご提案をいただくのですが、私の考えでは、リーグの数を増やす方針は現在考えていません。　というのは、リーグの数を多くすると、リーグをこなすのに必死になって、お客さまに「リーグに入らないと打つ相手がいない」という感覚をもたれるのではないかと危惧しているからです。実は、以前近所にあった碁会所さんがそういう感じで、そこの定休日におみえになる方はなぜかリーグには入るのに、それっきり、とかいうことが多くて、ものすごい違和感を感じたのです。　リーグでの真剣勝負を楽しむ人もおられれば、そういうのは苦手な方もおられます。いろいろな人が楽しむ場所を提供したいと思っております。リーグだけでなく、点数も用意しているのはそういう配慮もしての上です。　一度、碁会所の方にも同様の掲示をして皆様のご意見をいただきたいと考えております。運営者がいろいろ頑固ですいません。

2006年02月21日
トリノオリンピック

　もともと一つの競技をじっと観戦していられる性格ではないので、スポーツそのものをあまり見ません。ということで今回のトリノも、テレビでやってたら見る程度です。　しかし、今回はクロスカントリーに興味を持ちました。元々私のスキー嫌いは、小学校のスキー遠足の時に、斜面を歩いて登る練習が上手くいかなかった事に起因しています。今思えば単に斜面に平行にスキーを進めていたからじゃないかと思うのですが、当時スキーを特技としていた担任の先生はそれがわからず「このどんくさい子が何やってんのや！」という目で見ていたのが子供心によっぽど嫌だったのでしょう。クロスカントリーならそれで普通ですから、これだったらやってもいいかも、と感じました。内ももの筋肉をやたら使いそうな所も気に入りました。　来年当たりは、郊外の雪山周辺を地味に歩いている私がいるかもしれません。

2006年02月20日
非番につき

　月２回の日曜日の休日は、木曜日のように習い事をトリプルヘッダーで入れるような無茶をしていないので結構のんびりできます。大抵は、友達と遊んだり、爆睡して過ごしたり、ジムで激しく筋トレしたりするのに使います。今日は３時すぎから走ってジムへ行きました。自宅からジムまでは約７キロくらいで、だいたい５０分くらいで行ける計算をしていたのですが、普通の道の走り方がよくわからなくて時間をくってしまいました。（マシンとは走り方が微妙に違うのです。）　ジムに着くと、ちょうどR-1グランプリでキャプテン☆ボンバーの出番だったので、大慌てでテレビつきのバイクに乗りました。他の人に「キャプテン☆ボンバーのファンなんだ」と思われると嫌なので、とりあえず次の人までは見て、その後は足の筋トレに集中。キャプテン☆ボンバーのステキな筋肉に触発されて普段よりも種目を増やしました。キャプテン☆ボンバーは筋肉はいいのですが、芸は心配です。４月の「新喜劇ボンバー！」は大丈夫でしょうか・・・　帰りも当然走って帰りました。筋トレ後だけに行きより辛かったです。トレーニングしすぎたのか夜突然足がつって困りました。たかだか１４キロくらいでこんなんでは、フルマラソンはまだまだです。　碁はとりあえず詰め碁ソフトの１００問目までは２回目でクリアして、今１０１問目から２００問目の２回目を終えた所です。以前からの正答率のデータを見ると、クリアまでには後２回はかかるでしょう。

2006年02月19日
風邪が流行しつつあります

　かく言う私も今週始めからひき始めて、喉から鼻へと一進一退の攻防を続けています。「あれ？風邪ひき始めたかも」と思った時の私の作戦としてここ２年成功していた「体全体から汗が出るまでコタツにうつぶせで入ってひたすら膝の裏を温め続ける」作戦も今回は劇的な効能がありません。こういう時は私は自分の体に問いかけます。それによると「ササミが大量に食べたい」という感じでしたので、さらに解釈を進めればタンパク質の補給が急がれるということでしょう。それで木曜日にコラーゲンゼリーを買いに行って、pinceanaさんにお裾分けしたというわけです。今はもうすぐ治りかけという状態に来ていますので、次は「風邪はひいていないと思い込んでおく」作戦で、明日から筋トレ再開です。　さて、碁会所の方でも、ちょっと咳込む人が何人か出てきました。特にできることはありませんが、今日アロマポットで焚いたオイルは、ニアウリ＆ティートゥリー＆ユーカリと殺菌作用、抗ウイルス作用のあるものでてんこもりです。　とりあえず足を冷やすのはよくないので、貼るカイロなどを腰（仙骨）のあたりに貼っておくといいようです。

2006年02月17日
留学生の裏技及び職人の技

　定休日です。午後から韓国語のレッスンに行って来ましたが、その時に聞いたお話。私の先生は留学生ですが、特に、奨学金を受けて留学してきた学生の場合、最初に韓国→日本の片道のチケットしかもらえないのだそうです。で、留学期間が終わる頃にまた日本→韓国の片道チケットをもらって帰国するらしいです。つまり、勉強が終わるまでは帰ってくるなということなのですが、そういうわけにも行きません。盆正月には帰省したいものですものね。そんな時、留学生はどういう方法を使うのかというと、最初の帰国は日本で格安チケットを買って韓国へ渡り、帰りの分は放棄して、現地で３６０日オープンの往復を買うのだそうです。それで好きな時に帰国できるようになるということです。　日本の格安航空券だと７日FIXの場合が多いのですが、片道分捨てても、日本→韓国の片道よりもまだ安いからだそうです。３６０日オープンのチケットは韓国の方がやや安く、そうやって工夫しているのですね。勉強になりました。　　で、授業終了後、京都大丸で「職人展」というのが開催されていて、そこに碁盤店が出店していて、碁盤の太刀盛りをやっているようだからぜひ見に行け、というオーナーの指令で、大丸まで行きました。いつも太刀盛りしているわけではないようで、それ用の道具と、依田先生の揮毫入り碁盤などを見て帰りました。太刀盛りはやっていませんでしたが、おはじきとして売っていた色付き碁石にアンパンマンを描いて下さいました。　

2006年02月16日
詰め碁仕切り直し

　今日の子供囲碁教室ではN先生の機転で、もうすこしで雰囲気が悪くなるかも、と思った瞬間をなんとか回避することができました。対局を嫌がるので詰め碁中心でやらせようと思っていた所、それにも反発を示して、「じゃあ一体どうせいちゅうねん！」という場面で、先生から「じゃあ君はここで何がしたいの？」という質問に、その子供もようやく「対局がしたい」と言ったので、「自分で言った事だから守るように」という約束もできたので、いつもよりもきちんとやることができました。ありがとうございます。さすが教えるベテランです。　私はどちらかというと子供にやりたくない事をやらせる事が多いのですが、自分だけ安全な所からやれやれとばかり言うのはアンフェアだと思っています。そこで、とりあえず、今日からまた詰め碁のソフトをやりなおすことにしました。面倒くさいけど。　９９９問入っているソフトですが、今一つバグも多く、レベルチェックの機能がうまく作用しません。とはいえMacの囲碁ソフトで詰め碁、手筋に使いでのあるソフトはあまり知らないのでしかたがありません。碁はMacユーザーには冷たいです。（涙）以前からとりあえず１００問ずつに分けて、各ブロックの正答率が９０％を越えるまでやり続ける、という形式で４００問くらいやりましたが、途中で放置したままでした。これをしばらく毎日続けることにしましょう。手始めに１問目から１００問目をやってみましたが、１３問の誤答。やってる時には誤答なし、という時もあるので、やはりしばらくさぼっていた分はちゃんと数字にでるなあと思いました。

2006年02月15日
バレンタインですが

なぜかオーナーの方針により、特別な事はしないというのが通例です。まぁ甘いものは健康上避けなくてはいけない人が結構多かったりする事情があるからだと思います。とはいえ、何もないのはあまりにもさみしいので、夕方にココアをサービスいたしました。キッチンの方は、今日は貸し教室があって使えない状態なので、下の店の奥で作ったので、きっちりした方法ではなかったのが残念といえば残念ですが、ちょうど皆様帰りがけの時間帯だったこともあり、体を温めてお帰りになられたのでよかったかなと思います。で、碁会所通信の１１０文字は、既存の記事を少し増やすことで解決しました。

2006年02月14日
110文字。

　毎月始めに碁会所通信を出しています。といっても、大会の案内とか、リーグの中間報告とか、教室のカレンダーとかそんな程度ではありますが。　できる限り第二週までには出すようにはしていますが、今回はやり始めが遅くなってしまって、今になってもまだ出せずじまい。奥付には１５日発行のような事を書いているので、自分としては１５日越えたら「落とした」という気分になるわけですが、ここに来て後１１０文字分がどうしても埋まりません。　こういう時には「ガンバレニッポン」的なオリンピックネタでうめるということも考えなくはないのですが、実は四年前にやりました。プリントアウトして見ると、私自身が本気で思ってないので、もの凄く嘘くさかったです。ということで今回はこの手法はなんとか使いたくない。　明日くらいまでには原稿しあげていないといけないなぁ・・・

2006年02月12日
ハリウッド式会話術

　私の話はわけがわからなくてつまらない、とある人に批判されて以来、人と話す時にちょっとプレッシャーを感じています。　購読している雑誌にたまたま人との会話に関する記事があったので、それらをまとめてみて、３つにポイントを絞って今試しているところです。　　一つ目は、自分が３分話したら７分相手に話させる事。この割合が、相手が最も会話終了後に充足感を感じるのだそうです。　二つ目と三つ目は、ハリウッド流です。まず、両脇を締めて肘は体に固定し、相手の目をじっと見つめて話を聞く事。手の動きを最小限にする事で、相手の話の障害となるオーバーリアクションを防ぎ、相手に「話をちゃんと聞いているよ」と態度で示す事で、逆に相手の話の誇張表現や無駄な話をカットすることができるという理由です。　もう一つがすごく難しくて、私は全然できないのですが、相手にイエス／ノーで済むような質問を与えない、という事です。会話している人同志がお互いにこれをやれば確かに会話が途切れません。うーんなるほど。でも受ける方も投げる方も相手の話をちゃんと聞いていないと難しい。　結局は相手の話をきちんと聞く、という所から会話は成り立っていくのですね。今の所三つめができなくて、考えている間に会話が進んでいたりします。「なるほど」と感じた方はぜひお試し下さい。

2006年02月11日
許せないこと

　級位者のKさんがしょげておられました。「そんな細部にこだわり続けていたらせいぜい３級くらいまでしかなれない」と言われたそうです。　数年前の事を思い出しました。以前私も同じような事をある人に言われ続けていました。「そんな打ち方じゃ絶対に上手くなれない。」　今では、「じゃあそういう打ち方をできるだけ改めるようにすれば、もうちょっとは上手くなるってことだよな」と思う事もできるようになりましたが、その当時は連日そういう事を言われていて、正直精神的に追い詰められて、「私は絶対に上手くなれない」という意味にとらえてしまっていました。その時の事はかなりしばらく後まで尾をひいていて、しばらく対局から退いていたにもかかわらず、詰め碁が解けない時、棋譜を並べていて次の一手が予想と全然違う方向だった時、そんな時にはその声が聞こえてくるようでした。嘔吐もくり返していたし、今思えば精神科の一歩手前まで来ていたと思います。今でも時々その声が聞こえてきて狂いそうになりますが、いろいろな方の支援のおかげでなんとか大丈夫です。　そういう経験があるせいで、どんなに上手い人であっても、そのように、他人の棋力に関して決めつける言い方は私にとっては許し難いことです。誰にもそんな権利はありません。　とはいえ、当時よりもかなりアバウトになってきましたので、「ああその人あんまり考えずに言ったな、多分」と思いつつ、Kさんに言いました。　「ということはその考え方から脱出するように心掛けていればそれ以上にはなれるってことですよぉ☆」　心ある高段者の方々にお願いです。その人の棋力はここまで、って決めつけてその人に言うような事はしないで下さい。本当にお願いします。心から。

2006年02月10日
錯覚

ここ一、二年くらいですが、碁筍の石の数が揃いません。碁石の種類が揃っているので、混じる心配はしなくていいのですが、特に白石の量に差があって、皆様、隣から補充しながら打っていらしたりするのが申し訳ない事です。蛤の碁石は特におろしたての場合、何局か打っていると欠けてしまうものが１セットの中にまず２個くらいはあります。また、落としたり、ゴミ箱にまぎれてしまったりで紛失するものも考えると、最初１８０個で組まれていても数は揃わなくなることはなるものですが、それでも１７０個くらいに減る事はまずありません。ということで、私は碁石を拭く時には白１７５個、黒１８１個で数えて碁筍に戻しますので、本当は数に開きはないはずなのですが、どれだけ数を揃えても、いつのまにか数に増減が出てしまいます。これはどうしたことか、と思っていたのですが、今日なんとなく理由がわかったような気がしました。夕方Fさんに教えていただいた所、対局前に何気なく隣から白石を補充されました。その碁筍には明らかに１７５個の白石があらかじめ入っていて、対局するにはさほど支障のない数だったにもかかわらずです。そこから考えたのですが、白石と黒石は大きさが違います。同じ数でも若干小さい白石の方がかさが低いのです。それで、碁筍をあけた時、黒石と比較して量に差があるように感じてしまうのでしょう。ところで、碁石が揃っている場合には隣から借りても支障はないのですが、大会等で石が足りなくなって、隣近所から明らかに種類の違う石を借りている場面をよく見ます。こういう時は、アゲハマを同じ数だけ交換して石を補充する方法を使うのがいいように思います。

2006年02月06日
非番につき

ロシアカフェバーバチカでボルシチ＋ピロシキ＋ロシアンティーというベタなランチを食べました。ボルシチは思っていたのと味が違っていておいしかったです。赤い色のついた具沢山のコンソメスープみたいな感じ。この店の前の店も知っているので、雰囲気は信頼して行きましたが、予想通り温かくて明るくて気持ちよくてよかった。その後、「さがの温泉　天山の湯」で昼風呂。まぁ普通のスーパー銭湯かなぁ。温泉自体は京都の他の所よりも濃いという話です。帰宅して日経ビジネスアソシエの新しい号を読んで、また仕事へのモチベーションが少し復活しました。実はここ数週間、個人的な事ですっかりへこんでいて、碁に関しては棋譜並べしかできない状態だったのですが、明日からとりあえず一日一局は打てたらいいなあと思います。しかしまずは碁会所通信を作ってしまわないと。

2006年02月05日

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