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碁会所日報

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2011年12月の記事

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本年の営業終了

今日でゼニキ碁会所の方の今年の営業は最終です。（金物の方は３１日まで営業です。）『町家で囲碁』のお友達が打ち納めの場所として当サロンを選んで下さいました。ありがとうございます。彼が水面下で密かに考えているプロジェクトのお話などいろいろと実現に向けてのパーツが揃いつつある様子です。碁会所では最後の最後に中国流をめぐってちょっとした研究会模様になりました。HNKさんは「ミニ中国流とかもうそんなんわからんわ」とか普段仰ってたのですが案の定ある程度研究済みでした。やっぱりタヌキオヤジです。来年もたくさんいい事を教えて下さいね。閉店後は、毎年大掃除でやり残してしまう台所からやり始めました。とりあえず湯のみ、コップ、ポットは重曹を使ってスッキリときれいにしました。明日から全フロアワックス掛けをめぐる時間との攻防です。毎年やりのこして元旦出勤しているので今回こそは年内に終えてゆっくりした正月を過ごしたいものです。ということで、元旦あけの営業は３日（火）です。ブログもこの間は休業ということで。（いつも休業しているようなものですが）今年一年、皆様お世話になりました。それでは、よいお年をお迎え下さいませ。

2011年12月29日
子ども教室打ち納め

毎年子ども教室の打ち納めの日は最後の３０分くらいは碁石と碁盤の手入れをさせるのがならわしだったのですが、今年は時間の都合が上手くいかず、結局できずに終わってしまいました。せめて家の碁盤と碁石は綺麗にしてくれたらと思います。碁石は乾いた布で少量ずつ裏表だけでなく、縁の部分も丁寧に拭いて下さい。黒石も意外と汚れているので、ここは横着せずに拭きましょう。ガラスの碁石は洗剤で洗ってもいいという話ですが私個人の意見としては洗剤で洗うとその後しばらく石が手からすべりやすくよくありません。碁石を拭いたら碁笥の内、外を拭くのも忘れずに。碁盤も乾いた布で木目に沿ってゆっくりと汚れをしごきだすような気分で拭いて下さい。意外と力のいる作業です。布に汚れがつかなくなるまでやりましょう。盤側は拭かないで。乾燥を防ぐ為にロウが塗ってあります。拭くとロウがとれてそこからひびが入りやすくなります。この１年、よく相手をしてくれてありがとうという気持ちをこめて。ちゃんとやったら碁盤と碁石が喜んでいい手を教えてくれます多分

2011年12月28日
第２９回　京都女性囲碁大会　ご案内

毎年一度行われる京都での女性だけの大会です。大きな声では言えませんが、いろいろな意味で空気のいい大会です。詳しくはこちらのリンクまでどうぞ。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊京都は１つの地域で代表枠が４つあるという異様に恵まれた条件なのですが、ぶちゃけたところ３枠はほぼ確定、残る１枠はスイス方式の運、みたいなところがあります。実は厳しい。私は段級位認定戦でもうしばらく皆様を見守る事にします。次の免状は４勝しないと取らないと心に決めているのでそっちに上がるのはしばらく先になりそうです。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊この代表決定戦、時々耳にするのが「いつも３つとか４つ置いている人と互先で下手したら白持ちなんてことがあるのよ。勝てるわけないからつまんないわ。」なんてご意見。（おもしろい経験だと思いますが）スイス方式なんて言わず、午前でなんとか８名までに絞る方式にして午後はトーナメント戦で代表決定戦。午前で敗退した人はその中だけでハンディ戦で交流戦にするとか、翌年参加へのモチベーションを下げない工夫とかないものでしょうか。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊さて、このような女性だけの大会を子ども教室で案内する時に必ず出るのが『女装したら出られるかも！』という話。こんな時は『体は男だけど、心は女なんです、という子はあとでこっそり相談しに来なさい。主催者に話をしてみますから。」という返しがいつものパターンですが、真剣に考えたら、囲碁人口が増えたらそういう場合も出ないとは限りません。そんなわけで、各大会主催者の方は今から女性大会におけるトランスジェンダー問題に対する回答を用意しておいてくだされば幸いです。以上、いろいろと吠えてみました。

2011年12月27日
能「巴」

河村能楽堂まで能を観に行ってきました。少し遅れたものの、中に入ることができました。やっていた演目は「巴」木曾義仲と行動を共にした巴御前の話。来た時には巴御前とおぼしき人が舞を終えて退場するところでした。だいたい能は霊が出てきて生前の無念を訴え、僧に供養をお願いするものですが、これもまた巴御前の霊のようです。僧侶も舞台に控えております。次に出てきた里の人の役の人のセリフが古文ながらもけっこう内容がわかります。まぁとにかく木曽義仲が落ちのびる時に巴御前に途中で別の道に行って生きのびるように言われてたらしいですなそんなこんな言っている間に巴御前再登場。とりあえず一緒に死なせてもらわなかったのがよっぽど心残りだったようで、僧侶に何か切々と訴えていました。能は高校生の時に「井筒」をクラスで分担して現代語に訳そうみたいな授業があって、わずか１行がちんぷんかんぷんで思わずサボに頼ってしまった屈辱の記憶がありますが、それ以来、「能は難しいもの」「行ったら寝るもの」という認識でしたが人生経験をいくらか積んでみると古文の部分もおおまかにわかるし、舞だけでなく、囃子方の所作もおもしろく、なんか世界が広がったなという感じがしました。今年は能、歌舞伎と今まで行った事の無かった文化に触れましたので来年は文楽でも観に行きましょうか。

2011年12月27日
うろくろさん

先日の蔵書票キャラクター「うろしろさん」のライバル「うろくろさん」です。棋書で勉強する派のうろしろさんとは対象的にうろくろさんは実戦派しかも１手１手気合いで打ってきますうろしろさんは「なにもそんなに張り切って打たなくてもいいのに」と心の中では思っていますが内緒です一方うろくろさんは音も無く石を置くうろしろさんを「得体のしれん子やなあ」とひそかに思っていますサイズは３×３センチ名刺とかハガキにちょっと添えるのにいいサイズです

2011年12月25日
蔵書票キャラクター愛称決定

うちで使っておりますこちらの蔵書票、のキャラクター愛称をこちらで募集してから早９ヶ月。忘れていたわけじゃないぞ！！（途中まではちょっと忘れかけていたけど。）あれほど、『囲碁ボケではない』と言ったのにまだ混同された応募作もありましたが、（しかし「受付ジョー」「ツッチーの子」なんかはなかなかよかった）今回は愛称ですので、ボケずに選ばせていただきました。ということで、ゼニキ蔵書票　キャラクターの愛称は、asutoronさんによります「うろしろさん」に決定いたしました！「マダム・ミン」も背景がなかなか面白かったですが、言葉のリズムとか、相方が作れるというのでうろしろさんを選びました。応募いただきましたasutoronさんには、うろしろさん蔵書票１０枚をお送りいたしますので、メッセージあるいはメール欄より、送付先をお知らせ下さいますと幸いです。一緒に提案されていた「うろくろさん」ですが、「うろしろさん蔵書票」を作って下さった消しゴムハンコ作家takatommoさんに新たにオーダーして作っていただきました。（実はtakatommoさんをつかまえるのに時間がかかってました）うろくろさんの発表は２５日のブログにて。

2011年12月24日
子ども＆シニア囲碁まつり

毎年１２月２３日恒例の京都新聞社での子ども囲碁まつりとシニア囲碁まつりです。毎年一つの会場を子どもとシニアで分けています。子どもは緑の碁盤、シニアは茶色の碁盤と碁盤の色で分けてはいますが、今年はどうしたわけか、シニアの参加者がすごく増えて、シニアが緑の碁盤にまで進出。定年を過ぎてから始める層が増えてきているということでしょうか。恐るべし団塊の世代。とにかく会場内はぎっしりですごい熱気でした。＜子ども囲碁まつり＞この大会では午前は団体戦、午後は段級位認定戦となっています。団体戦に入っていない子は、午前から段級位認定戦です、団体戦で敗退するとすぐに段級位認定戦に合流します。ゼニキ子ども囲碁教室からは６名参加。うち３名は午前は団体戦で出しましたが２回戦で敗退。午後からチャンピオン戦に参加するYUKくん以外はしばらく段級位認定戦に。ここの段級位認定戦がちょっとしたアイデアで、一人一人に封筒を持たせています。封筒の中には赤いシールと青いシールがあって勝ったら赤いシール、負けたら青いシールを対局相手からもらって貼っていきます。終わったらどんどん自分から相手を見つけて対局していきます。３つ連続で赤いシールをもらったら昇級。また新たな級で対局を続けます。引っ込み思案な子や負けが込んで上がれない子のケアは必要ですが、一度回り出してしまうと、スタッフとしてはまぁ手間のいらないいい方法だと思います。うちも３連勝となると厳しい一日で、皆、次第にどくれだしていく中、なんとかモチベーションを持たせつつやらしていくのが今回の引率としての戦いでした。午後のチャンピオン戦ではYUKくんも二勝二敗と結果だけはまぁなんとか、という感じですが本人に聞くと、うち一勝は相手のポカで拾ったようなものでそれまでの内容はひどかったようです。終わった後、対局を並べ直させてみて、本人も、いろいろと課題に思うところがあったようです。それが何よりの成果。アダージオのYAGさんと知り合ってから相当経つのにようやく名刺交換と相成ったり、TYB家のお父さんに「職域で『TYB家』ってチーム名で出たらどうですか？」と訳のわからんことを提案したり、大人の活動としては今年は最高に充実。＜シニア囲碁まつり＞今年から持っている個人レッスンの方々が４名参加。うち３名は「１５級でいいんじゃないですか～」と１５級で出したばかりに、この３人が総当たりするということに。最初に全員紹介をすませておいたので、皆気楽に打つことができたよです。まぁやってる年数の差が出ましたね。うち一人は棋譜をとってたら、ちょうど次のレッスンでやろうと思っていることが出ましたから、世の中って上手くできているもんです。あとお一人は終わってみるとクラス３位。おめでとうございます普段から、どうやったら楽しく碁が勉強できるか、と、いろいろ工夫されておられたのが実を結んだと思います。TGW先生の水曜教室からは二人参加。うちKWKさんがクラス３位となりました。おめでとうございます。実は表彰式の時、子ども達と上の食堂でアイスクリームなど楽しんでいたので、シニアで入賞された二人のことは後で知りました。引率としては超ゆるすぎ。とにかくこの日は本会場、チャンピオン戦会場、午後からの指導碁会場の３つをヒールのついた靴でぐるぐると何周も回って足が疲れました。医療用ストッキングを履いていて本当によかった。ヨーロッパの医療用弾性ストッキング　弾性ストッキング　（サポートストッキング）　70デニール　【54%OFF ・メール便で送料無料】さりげなくアフィりましたが本当にいいです。これがなければ午前で足がだめになってた。最後にRIKくんのお家の自動車で北大路駅まで送ってもらえて本当に助かりました。

2011年12月23日
忘年会

ゼニキの忘年会です。ここ数年近くにある一寸法師という焼き肉やさんを会場にしています。市内からちょっと外れてはいますが、お肉屋さん直営の焼肉店なので肉の質は言うまでもありませんが、ひそかにここのちゃんこ鍋が素晴らしい。材料も豊富で、量もたっぷりです。焼き肉は皆様の年齢を考えると濃いのでちゃんこ鍋にしていますが、大満足です。今年はこんな時のムードメーカーSKMさんが突然亡くなって、それが寂しくもありますが、多分今日も参加していて下さったでしょう。最後に１本締め。なぜか１本締めが好きな方がいるのでそうなってしまいますね。今年一年、皆様ありがとうございました。

2011年12月22日
更新再開です

長らく更新が滞っておりましたがようやくクリスマスに向けての期間労働も終わり、少し時間ができてきました。このあたりから再開です。この日は子ども囲碁教室でしたが、TGW先生のはからいでここ１年の子ども達の勝率や勝ち数などで表彰があって、景品もありました。新しいシステムにしてから、数ヶ月事に保護者にひとことコメントを渡したいとずっと言っておられたのですが今回、それも渡しておられました。お忙しい中、準備して下さって本当にありがたいことです。私が担当している幼稚園児トリオも年内にようやくポン抜きゲームから本碁のルールに意外とスムースに移行できました。最初に６路盤で、１線のヨセだけ残した状態からの決め打ち↓ハネツギができるようになったら２線からのヨセを打つ決め打ち↓９路盤で白黒ともに３連星をひいた状態からの決め打ち↓置き碁の順でやっていったのですが、九路盤に移行するまではなんかだましだましひっぱっていって、置き碁にしてからは７子くらいまではどんどん勝てるので異様に喜んでいます。眼の事をどうやって理解してもらうか、が来年開けからのこちらの課題です。今年はこのおチビさんたちを通じていろいろと勉強させてもらったなぁ。なんだかんだぐだぐだいいながら続けてくれてありがとう。そして多分家とかで行きたくないとか嫌だとか言っている時も上手に言って聞かせて続けさせて下さっている保護者の皆様ありがとうございます。

2011年12月21日
第60回本因坊秀策囲碁まつり《第1回女流秀策杯》

今日、家に届いた囲碁大会の案内を見てびっくりしたがよ優勝賞金 50万円準優勝 20万円北見ハッカ杯よりごついぜよと思ったらプロも交えてのトーナメント戦でしたそれならわかるいや、わかりにくい腕に憶えのある女子は頑張って下さい私は遠い京都の空から応援見応えはありそうだけれど

2011年12月05日

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