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テーマ:ニュース(99916)
カテゴリ:日記
今日の毎日新聞の1面は、
板橋両親殺害 少年に懲役14年 東京地裁判決 虐待認めず でした。判決の認定事実も転載しときます。 少年は社員寮の仕事を手伝わされたりゲーム機を壊されたことなどから両親への 不満や憎悪を募らせ、05年6月20日早朝、寮の管理人室で就寝中の父親(当時 44歳)の頭を鉄アレイで殴るなどして脳挫傷により殺害。台所で母親(同42歳)の 胸や頭を包丁で多数回刺して失血死させ殺害した=殺人罪。同日昼、台所で電気 コンロの上に殺虫剤のスプレー缶を置き、約4時間後に加熱するようタイマーを セット。ガスホースを切って室内にガスを充満させ、午後4時39分ごろ爆発させた =激発物爆発罪。(1面) 無防備な就寝中の早朝を選び、殺傷用の武器や使用法も父親と母親に対して 使い分けています。判決で言われているように「計画的」です。また、ガスを使った 証拠の隠滅はプロの犯罪者だとしても全く遜色がありません。いったいどこで覚え たのでしょう? 事件発覚後の裁判では、父親が寮の手伝いをさせたことや、ゲーム機を壊した ことを今流行の「虐待」だと主張しました。裁判官は認めませんでしたが。ともかく 背筋が寒くなるような少年犯罪といって間違いないでしょう。 このような少年の凶悪犯罪の増加を受けて、少年犯罪に対する厳罰化の流れが できています。そういった意味で今回の裁判結果は評価されてもいるのですが、 ちょっとだけ問題が起きました。裁判長が判決言い渡し後に少年に説諭した時の ことです。 、、、、「裁判所としても、あなたが罪を償い一日も早く立派な社会人として再 出発することを望んでいます。それを誰よりも望んでいるのは、ご両親だと思い ます」と告げ、少年は「はい」とちいさな声で答えた。検察官はこのやりとりの 途中、思わず泣き出し、涙をぬぐった。(31面) カーーット!カット!カット!カット!そこあなたが泣く場面じゃないでしょっ! 検察官に向いてないってことありません?どう考えても「正しい」シーンでは ないので、私が書き換えましょう。 、、、、「裁判所としても、あなたが罪を償い一日も早く立派な社会人として再 出発することを望んでいます。それを誰よりも望んでいるのは、ご両親だと思い ます」と告げ、少年は「はい」とちいさな声で答えて顔を伏せると、思わず泣き 出し、涙をぬぐった。検察官はこのやりとりの途中、表情を変えず、その感情は うかがえなかった。 できたっ!これが正しい日本の裁判風景です、、、、よね?ともかく今日の お題目は私のキャパシティ(受容力)を超えていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.02 17:00:39
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