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2006.12.07
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カテゴリ:日記
 緑茶を飲むことは日本の重要な食文化の一つであり、コーヒーや紅茶を飲む国が
多いのに比べると比較的珍しい習慣のようです。聞くところによると、アフガニスタン
人も緑茶を飲む習慣があるとか。遠く離れた日本とアフガニスタンですが、共通する
ことが一つあるようですね。

 ネットでUSA TODAYを読んでいたら、”Troops needed to fight
Taliban”(対タリバン戦で必要な兵力)という12月4日付の記事を見つけました。
アメリカはアフガニスタンでの指揮権を、32000人の兵力からなるNATO軍に譲り
渡したのですが、去っていくアメリカ人司令官のコメントに関する記事になって
います。
 主にNATO軍の兵力不足と各国の持つ複雑な交戦規定(でしたっけ?)に関する
不満が述べられているのですが、記事の最後に書かれている内容の方が問題
です。それによると、2001年にアメリカはタリバン政権を追放したのですが、道路
などの破壊されたインフラはそのままになっているとか。
 これは由々しき問題です。アメリカ+NATOで中国大陸に侵攻(私は学校で
「侵攻」と習った世代ですが今はダメなんでしたっけ?)した旧日本陸軍以下という
のは頂けません。

 最近日本のテレビはアフガニスタンに関する報道をあまりしないし、アメリカ国内
でも、それほど大きなニュースとしては扱わないと思うのですが、読売新聞は12月
4日から6日にかけて、「混迷アフガン」という題で特集しています。手元に4日と
6日の新聞しかないので、5日の記事を私は読んでいませんが、、、
 ともかく4日の記事によれば、米軍やアフガン国軍が今年春先に打ち出した「一気
にタリバン残党を退治する」との目論見は完全に外れ、むしろタリバン勢力は
12000人規模まで拡大している(タリバン報道官)という。また、南部を中心に
国土の2割近くを、現在支配しているとも言われている。状況は治安維持という
フェイズから大きく後退し、再び戦時下になりかけているわけです。
 ただ、注目すべき進展も少しはあって、タリバン政権崩壊後、約560万人の
子供が小学校に進学、約560校の校舎が新築され、現在も200校が建設中
という。
 これに対してタリバンは放火や脅迫によって数多くの学校を閉鎖に追い込んで
いるという。

 また6日の記事は、西洋風の近代教育の普及を目指していたアフガン政府が、
一転して旧タリバン政権に近い保守路線へ回帰している事を報告しています。
イスラム神学校が建設され、悪徳防止省が再び設置された。アルコール類は
既に一掃されていて、米国映画が放送されたいたケーブルテレビも放送を中止。
頭から足の先まですっぽり覆う女性の衣装「ブルカ」は、「売り上げは減ったが、
今も、地方から来る客を中心に1日4、5着は売れている」そうだ。

 以上のような状況をざった眺めてみると、タリバンは今後も地方を中心に勢力を
伸ばし続け、米軍とNATO軍の撤退と同時に首都に帰還して、現政権と交代する
というシナリオが避けられないと考えられます。したがって焦点は、戦争の勝敗
というよりは、インフラの整備とか教育の普及に移っていく。アフガン戦争によって、
欧米は、どれだけこの地域をイスラム原理主義から世俗的なイスラム社会に転換
できたのかに注目したい。

P.S. 日本とアフガニスタンにはもう一つ共通点があった。「教室」が「主戦場」だ
     ということだ。

P.S.2 上記のオチが笑えないという苦情は受け付けていません。






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Last updated  2006.12.07 11:55:24
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