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2007.01.03
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カテゴリ:政治
 私は1968年生まれなので、「60年安保」と聞いてもピンとこない世代です。
知識としても心もとなく、「全学連」というのが闘ったらしいが、結局、安全保障
条約は成立したという位の歴史認識です。ただ子供のころに大人の話を耳に
はさんだ限りでは、「60年安保」というのは何かしら熱を生じるような、そんな
話題らしいとは感づいていました。

 「サンデー毎日」の新年合併号、「昭和史の大河を往く」は、「自衛隊出動寸前
岸首相と六〇年安保」という記事を載せていますが、私たちの世代の記憶には
欠けている当時の雰囲気を伝えています。
 この中で、特に興味深かったのは、自衛隊出動要請を巡る岸信介首相(当時)
と赤城宗徳防衛庁長官(当時)のやりとりです。ちょっと転載しますね。

 (岸信介首相は)自衛隊を出動させろというのであった。これに対して赤城は、
「出せません。武器をもたせて出動すれば、確かに力になりますが同胞同士で
殺し合いになる可能性があります。これが革命の発火点になりかねません」
と答えている。それでも岸は執拗に要請している。赤城はそれを拒み、「どうしても
出動させるというなら私を罷免してからにしてほしい」とはねつけた。

 ちょっと劇画調で分かりやすいエピソードですよね。赤城長官がカッコイイです。
筆者は記事の最後に、この出来事を「この国の歴史にとってなんと僥倖(ぎょう
こう)だったのだろう」と述べています。

 まさにその通りですよね。デモ隊を鎮圧するのに自衛隊を出動させていたら、
今日の日本はありえません。きっと「半軍政」みたいになっていたと思います、
形式的に「一人一票」はあるんでしょうけど。

 このエピソードの分かりやすさに比べると、今日の日本は、ずっと分かりにくい
感じです。登場人物を現代版に取り替えると、それがハッキリします。まず第一に、
政治的な不満があっても、現代の日本人は過激な(?)デモに訴えないし。例え、
デモがあっても安部総理が自衛隊を要請するとは思えないし。日ごろの言動から
推察すると、久間防衛庁長官は暴徒鎮圧に失敗しても、罷免しないでくれと
頼みこみそうです。

 でも、もしかするとデモがどうとかいう前に、最近の日本では政治的な「争点」
とか「論点」自体がはっきりしていないので、もっとレベルの低い状況なのかも
知れません。「無関心」は民主主義の敵と言われますが、60年安保のころに
比べると、現代の日本はずっと「分かりにくい」時代になっています。

 ともあれ、雑文を書き付けているうちに、正月も今日でおしまいですね。
コンビニで「魚沼産コシヒカリ純米酒」というカップ酒を買ってきたので、飲みなおす
ことします、それでは。






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Last updated  2007.01.03 13:52:31
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