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カテゴリ:ニュース
去年の12月10日に、「夕張市破綻に思う」という記事を書きましたが、今日は
その続きです。 今日のNIKKEI NETやMSN 毎日インタラクティブによると、道や国が 夕張市の財政支援に乗り出すことにより、再建期間を短縮するという。 具体的には、道が、高齢者の医療費助成、市道の除雪の代行、バス路線への 補助などの予算(6825万円)を計上し、約360億円の負債を低利で融資する という。 通常1.5%(で借りているのかどうかは知りませんが、、、)を0.5%で 「借りかえ」られるのなら、それだけで金利の負担は年5.4億円から1.8億円 に圧縮されるわけです。 金利差は道が負担し、国も財政支援を行うという。 「親方日の丸」という言葉はありますが、夕張市の再建は「親方北海道」で 進行するということですよね。原理的には、負担は全て市民にかかってしまう のですが、再建の負担を全て市民に負わせるのではなく、道も大きな負担をし、 国も補助的に負担するという枠組みが示されました。 夕張市のような「危ない」自治体もが、今後も出てくると予想されますので、 この「夕張(再建)モデル」が上手く機能するかどうかを、筆者も注目しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.25 10:13:43
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