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カテゴリ:ニュース
昨日TBSの「報道特集」を見ていたら、病気腎移植の「その後」を報じる
番組をやっていました。久しぶりに万波医師の顔をテレビ画面で見たが、 ようやく沈静化しましたみたいなことを言っていた。当時は罪人扱いだった とも言っていた。 そうだったかも知れない。しかし、週刊誌や新聞の「公正さ」を過信した ところで仕方がない気もします。名医登場の美談よりも、名医の皮を被った 罪人を告発する記事の方が面白いですから。 話は変わりますが、テレビを見ていて面白いなと思うことが一つありました。 ・・・大学の・・・教授(一日前のことだが、すっかり忘れている)が、腎臓癌の 病気腎移植の追跡調査(14件)を行ったところ、癌の転移は1件も発生しなかった という。その教授は「癌はウィルス性の病気ではなく、遺伝性の病気だから」と 説明していました。これは目からウロコな話です。私もうつるのかと思ってました。 例えばAさんの病気腎(腎臓癌)をBさんに移植するとします。癌の転移の メカニズムでは、Aさんの体の中に癌の細胞があると、転移によって他の 正常細胞も癌になってしまいます。しかしこれは、 Aさんの正常細胞->Aさんの癌細胞 に限ったメカニズムであって、Aさんの癌細胞が存在しても、遺伝子の型が違うので、 Bさんの正常細胞->Bさんの癌細胞 とはならない、ということだろうか? ともかく、面白い仮説(事実?)ですよね。本当なら移植医療が大きく変わるかも 知れません。人間の臨床が実験の代わりになっているようです。大型の ほ乳類なんかを使ったら実験出来るような気もするのですが、どうなんでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.05 17:36:49
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