こんな話を聞いた。
話してくれたのは８０歳のおじいちゃんだった。

「神様は、誰にでも平等に才能を与えてくれるんだよ。
　人間はみんな違った能力やいい所を持っているんだ。
　そのバランスが人によって違うだけなんだよ。
　この５本の指の様にね。もし、一本だけが長かったり
　短かったりしたら使いにくいでしょう。
　人間も中指のようにひいでたものを一つは持っているん
　だよ。だから決して自分だけが劣っているなんて思っては
　だめだよ。みんな平等に神様に与えられているんだよ。」

・・・・って。

なんだか、久しぶりにココロにキタ話。
たしかにそうだなぁ～って思った。

「ないものねだり」してるだけでみんな
いい所や違った才能があって、自分にないものが
見えると「劣っている」と思ってしまう訳で
きっとその人にないものを自分が持っていたりも
する・・・。

あたしに神様がくたもの。
きっと、あるはず。
あたしにあるもの。

あたしはあたしだから気づけないのかも
しれないけど、きっとある。

あたしだって他人のいい所や才能が羨ましかったり
欲しくなったりする事がある。

けど、それはあたし自身にもあるんだよ。て
おじいちゃんが言ってた。
おじいちゃんがもう一つ言ってた。

「もう僕は８０年も生きてきたけどこんな僕にだって
　知らない事だってあるし１歳の赤ちゃんから
　学ぶ事だってあるんだ。だからね、どんな人だって
　平等だし、お互いに相手を認め合う事が大切
　なんだよ。」

・・・って。

このおじいちゃんと話して沢山感動したし、沢山学んだ。
なかなか、平等って言ったってそうじゃないと思う人
もいるだろうし、納得いかない人だって居ると思う。

けど、このおじいちゃんのような考え方が出来れば
自分以外の人の事を好きになれるし、
沢山の事が違った視点で見れると思う。

あたしがあたしじゃなきゃ経験出来なかった事や
あたしが神様から与えられたものを
持っていなかったら出来なかった事。

だから、誰にでも神様は与えてくれえている。

ちゃんと「神様がくれたもの。」を
大切にしていれば・・・・。