カテゴリ:生活・出来事
美術館、博物館に行くなんて何年ぶりだろう?
興味がない訳ではないのだけれど、いつも行こうと思っても行きそびれてしまうもの。 でも今回は学生時代の後輩との久々の再開もあって、 上野に「阿修羅展」を見に行くことにしました。 今日の上野は朝からしとしと雨。 先日、50万人を突破したという来場者数なので入場までに1時間ぐらい掛かるのかと思いきや、やはり雨のせいか30分ほどで入れました。 しかしながら凄い人出です。 順路通りに見学しましたが奈良時代の数々の国宝が展示されており、当時の技術力の高さを物語っています。鎌倉時代に造られた像もあるのですが、それらは「重要文化財」で「国宝」ではありませんでした。やはり奈良時代とでは600年近い差があるので歴史の重みが違いますよね。 上の写真にあるような「八部衆像」や「十大弟子像」の現存する14体が全て東京に来るのは史上初めてで、しかも今回はガラスケースではなく間近に見られると言うことでご存知のような大人気になったわけです。 たしかに興福寺に行けば見られるのでしょうが、全てガラスケースに入っているため側面や後ろ姿まで見ることが出来ません。阿修羅像も写真は常に正面からですが、360°の角度で色々な表情を見るとそれぞれが違って見えるから不思議です。 思ったよりも小さかった「阿修羅像」 物凄い人が殺到してデパートのバーゲンセールの様相ですが、願わくば誰もいないところで見てみたいですね。仏像を見に行くのに、周りが地獄絵図みたいになってしまうのもなんとも言い難いものがあるのですが・・・ まだご覧になられていない方、お勧めは平日ですが休日でも15時前後は人が減るようです。午前中早くと夕方遅くは混み合います。サイトでも当日の混み具合を知らせてくれますので、時間を見計らって見学に行かれたらいかがでしょうか?心が癒される気がしました。 阿修羅展の公式サイト http://www.asahi.com/ashura/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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