テーマ:世界史・日本史(7)
カテゴリ:旅行・出張
さて右と左ではどちらが貝でしょうか? 沖縄バケーション(6月13日~15日)の報告です。最初の写真の答えは後ほど・・・
綺麗な海です。 マングローブが海辺から生えてきています。こんな塩水でも植物が生きていくなんて不思議です。これって海草のジャンルじゃないですよね。さてどこの海でしょう?
海岸には横断幕とテントがあって、何やら訴えています。
遠浅の海は動植物の宝庫。こんな海を埋め立てしようとしている訳です。 そう、ここは辺野古の海。 沖合に滑走路を造ろうとしているわけです。 静かで綺麗な海です。 何もこんな所に基地を作らなくても、他には無いんでしょうかね?
移設を予定しているのは、ご存知の普天間基地です。 街が隣接しており、この基地のお陰で街が寸断されています。 寸断されていると言えば。。。。
嘉手納基地も広大な土地を占めているのですが、嘉手納町の実に83%程度を米軍基地が占めています。残りの17%の土地に住民は住んでいることになります。 米軍基地周辺では「Yナンバー」と言われる車を多く見かけます。 これはナンバープレートが平仮名ではなく、”Y"の文字が入っています。 米軍関係の車なので事故などするとやっかいです。日本の中の外国を見た気がします。
沖縄南部には最後の激戦地として有名な「ひめゆりの塔」があります。今まで行ったことがなかったので、この機会に訪問しました。 献花が多数されています。その奥にはひめゆり学徒が最期をとげた、塹壕があります。
その塹壕が覗けます。 戦争直後には中に入って見世物になっていたそうです。 ここでひめゆり学徒は不可解な「解散命令」を受けて、塹壕から出て行くことを命令されたのです。 周囲を米軍に囲まれた中で、多くの女学生が亡くなりました。 彼女たちは自決用の手榴弾などを持っていたので、米軍から容赦なく撃たれてしまったそうです。 日本で唯一の市民を巻き込んだ地上戦。そして戦後の占領期を経て、返還後も多くの米軍基地の負担を強いられる状況。今まで諦めの境地だった沖縄県民が、今回だけは憤りを持っているのは肌で感じられます。 菅総理は「沖縄は独立してくれればいいのに・・・」などと漏らしたと言います。 彼にとって沖縄は目障りな存在でしかないのでしょう。
本土から離れたところにある沖縄 同じ日本の仲間として考えて行くべきですし、もっと肌で沖縄を感じていきたいです。
貝は左側、右側はヤドカリでした(^^) 辺野古の海ではこんな小動物が無数生息していました。
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