R（らーめん？）指定　ゼロマルーム

このたびの大震災ですが皆様ご無事ですか？ご家族や知り合いの方も含めていかがだったでしょうか？とても心配な状態が続いているかと思います。

私は大阪ですが会社のビル（１３F）でも大きくゆっくり揺れました。2分以上揺れていましたが、震度3とはいえ今までに経験のしたことがないほどの長くて大きな揺れでした。阪神大震災を経験している人も多いので、過敏に反応してしまった人も居ましたが・・・

実家は東京ですし、家も横浜で中もそちらにいます。親戚は茨城でしたから、心配で心配で。

実家には夕方5時頃連絡が付きました。横浜の仲間もほとんど無事でしたが、全員が帰宅難民になっていたようです。

新潟に出張していた人は宿に泊まり、翌日会社の車で戻って来られたようですが、例の長野の地震（震度６）に見舞われて怖い思いをしたようです。

六本木に勤めていた人は会社が４０Fなので怖くて残っていられず、ファミレスで知り合いの車の迎えを待ったようです。

横浜ランドマークの知人も徒歩で帰宅をする羽目になり、唯一連絡が取れなかった人も連絡が付いたのは翌日で、携帯電話を家に忘れていた日に限ってこんな目にあったようです。品川から新横浜まで動いていた新幹線を使って戻ってきたようです。

家族で最後まで連絡が付かなかったのが弟ですが、どうやら東海村に出張に行っていたそうです。水戸までヒッチハイクで戻ってきてやっと連絡が付きました。原子力関連の企業でもあるので少し心配でした。

茨城の親戚とは全く連絡が付きません。海からは近くはないですが、古い家屋なので損壊していないか心配です。裏山が崩れていないか心配です。ニュースは東北の津波関連が中心で他の地域の報道が少ないので情報が得られません。

「東北地方太平洋沖地震」

と命名されましたが東北の方はもちろんですが関東の方も多くの方が被災されています。手助けをしたい気持ちで一杯ですが、阪神大震災の経験から言いますとすぐに現場に急行しても混乱を招くだけだと思います。私自身も阪神大震災の際に大切な人を失いました。その安否が判ったのは3ヶ月後でした。その悲しみや悔しさがまた思い出されてきますが、その時の経験からお伝えしたいことを書いておきます。

既に対応されていると思いますが・・・

これから関東にも大きな地震が誘発されるとも限りませんので、被災した際の最低限必要なもの、贈られて嬉しいものを列記します。

１，水

水は飲み水としてだけではなく、汚れを流すのにとても必要になります。身体を洗うにも必要です。阪神淡路大震災ではこれを運ぶ作業で毎日相当の体力を奪われることになりました。現地に送る場合はお茶やジュースではなく水にしてください。ジュースでは身体は洗えません。

２，現金

ATMがまず使えません。お店などは徐々に開かれるのですが、肝心のお金がないので買えないケースが発生します。クレジットカードは無力です。臨設のATMなどが出来るまでは遠くの街までお金を降ろしに行かなくてはなりません。これももの凄い労力が掛かります。

以上ではないでしょうか。

ありがちな贈り物としては・・・

毛布、洋服、非常食などを送る人も居ます。ダメではないのですがこれらが届く頃には既に手元に行き届いているケースが多く、現地で逆に邪魔な存在になります。ましてや非常食などはまずくて食べたくないものだと思います。食べたいのは温かい食事であり、美味しいものだと思います。避難をしている状況だからこそそう言うものを欲する心理状況にあります。水もないのにカップヌードルを送るのは実はむごい行為なのです。

まだそう言う状況ではないかと思いますが、被災地で起こる状況は衛生面での対策になります。水洗がないので洗面所が大変なことになります。書きにくいことですが、街が糞尿で不衛生になります。水が不足しているので対応しきれないと思います。マスク、軍手などを常備していただき健康面を気をつけて欲しいです。

阪神大震災のときには携帯電話が普及していませんでしたが、昨今の場合は携帯の充電器や電池が求められると思います。スーパーなどでは電池が売れ切れているようですし、充電器も不足しているようです。また携帯電話そのものも不足しているのではないでしょうか。

被災された方はこれをご覧になれないかと思いますが、是非とも気を落とさずに頑張ってください。

被災地以外の方々は出来る限り寄付などの支援をお願いします。

どんなことでも協力し合って、この国難に対処していきましょう。