こんなに憤る出来事ってありますか?
プロ野球のセ・リーグが3月25日(金)に予定通り開幕戦を実施して、東京ドームでナイターをするというのです!その電力量は5000世帯分の電力量に匹敵します。東京ドームのある文京区は計画停電の区域に入っていないため、停電にはなりません。しかしこの未曾有の大災害で電力が逼迫しているときに、大規模停電の危険性さえあるこの時期に強行開催するセ・リーグに対して大いに抗議したい!!
以下の記事は転載です。リンクが切れると記事が読めなくなると思い転記します。
巨人、中日あきれた非常識 セ開幕強行でマイナー化に拍車
夕刊フジ 3月16日(水)16時57分配信
15日の理事会で25日の開幕強行開催を決め、世間から大バッシングにあう危機一髪だったセ・リーグ。労組・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)と加藤良三コミッショナーに救われ、とりあえずは最悪回避。それにしてもその非常識さは情けない限り。
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15日午後4時から都内ホテルでセ・リーグとパ・リーグの理事会が行われた。東日本大震災の被害が広がる一方の宮城県・仙台を本拠地にする楽天が所属するパ・リーグは、25日の開幕予定を延期することで全会一致。あきれ返ったのはセ・リーグ理事会だ。「セ・リーグは25日の開幕を延期する理由がない」と某球団代表が言い切り、25日の強行開幕を決めたのだ。
この決定がツイッターで流れると、「何を考えているのか」と、ファンから一斉に非難の嵐が起こった。が、この後に開かれた年金運営員会に出席した新井会長はじめ労組・日本プロ野球選手会関係者が「セ、パ同時開幕延期」を緊急提案。12球団緊急実行委員会で議長を務める加藤コミッショナーが決断。
「継続審議とする。古今未曽有の出来事だから」ということで、とりあえずセ・リーグの分離開幕に待ったをかけたのだ。労組・選手会と加藤コミッショナーのタッグマッチで、最悪のケースは一時棚上げされた。セ・リーグが暴走したまま25日開幕を強行、パ・リーグと分離開幕を決めていたら一大事だった。
「球界の常識は世の中の非常識」となり、世間から背を向けられ、プロ野球界は大危機に陥っただろう。何万人単位の死者が予想され、原発の相次ぐ爆発で放射能漏れまで起き、計画停電まで実施されるなど、影響は拡大するばかりの東日本大震災。その現実を直視できない巨人、中日らのセ球団首脳にはあきれ果てるばかりだ。
「9・11(アメリカ同時多発テロ事件)の4日後にヤンキースは試合をして、アメリカ国民を勇気づけた」と言ったセ某球団首脳がいたそうだが、全くわかっていない。今のセ・リーグは実力、人気面ともにパ・リーグのマイナーリーグ化しているのだ。昨年のセ、パ交流戦では1位・オリックスから6位・日本ハムまでパ・リーグ球団が独占。セ・リーグは7位・巨人から12位・横浜と下位にズラリ名を連ねる不名誉ぶり。
日の丸を背負う日本代表投手陣も日本ハム・ダルビッシュ、楽天・岩隈、田中、西武・涌井、ソフトバンク・杉内とパ・リーグのエースばかり。こんな現実が見えていないセ球団首脳。まさに貧すれば鈍するだ。現実を見据えた選手会の緊急提案、加藤コミッショナーの「継続審議」の決定に感謝。非を認め、自ら開幕延期をしなければ、ファンから完全に見放され、相手にされなくなるだろう。 (夕刊フジ編集委員・江尻良文)
以上です。
この記事は16日時点ですが、今日現在では結局25日開催を強行するそうです。
選手会長の新井(阪神)も開幕延期を求めていますし、海江田経済産業相も東京電力、東北電力管轄下でのナイター実施を避けるよう求めています。プロ野球の管轄下である文科省もナイター自粛を求めました。それでも実施するのでしょうか。
読売のナベツネの暴走を止める手だてはないのか!
読売新聞の不買運動を推し進めたいです!
巨人の思い上がりにも反吐が出ます!
プロ野球を愛する私ですが、もしもこのような横暴を強行するならば未来永劫セ・リーグは認めたくありません!!
皆様はいかが思いますか?