このブログの5月31日の日記で
臓器の移植手術を行う大学病院が、
病床不足などから臓器の受け入れを相次いで断念している問題
の事を書きました。
18日の新聞記事では
脳死疑い患者は年1万人、実際の「判定」は132人どまり…
臓器提供者増やせる可能性となっています。
記事内にもありますが、
「移植手術の実績が上位にある病院で、
人員や病床の不足などから、
提供された臓器の受け入れを断念する事例」あるとの事です。
確かに
医師や看護師や検査技師などの
医療関係者全般での人手不足は言われていますし、
それらの方々の
労働過剰が続いている事も解っています。
今の現状の日本の医療を諦めて
海外での臓器移植を望む方々も多いですが、
膨大な信金が必要なのに
「円安」などの経済面は大きな負担となっています。
今日の新聞記事には
厚生労働省の方針として
移植待機者数や術後生存率、年度内にも病院別に公開へ…
患者の特定施設への集中緩和に期待
となっています。
ただの数字公開でなく、
これによって
移植医療システムの向上に繋がって欲しいです。
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