今回紹介したいのは、
謝霆鋒&余文樂という、中華圏若手人気俳優コンビと
実力派アクション俳優の甄子丹が競演している
アクション映画『龍虎門』です。
ストーリーとしては…
生き別れた兄弟を中心として繰り広げられる
悪の組織との戦いという感じでしょうか。
(我ながら、これはあまりに端折りすぎだと思う(^^;)
ちょっと見た限りでは、過剰なまでのアクションの連続で
『少林サッカー』的な印象ではあるのですが、
いわゆる“バカ映画”と断ずるのは違う気がするんですよね。
ド派手なアクションに目を奪われますが、この映画の根底には
“愛”や“義”、“絆”といった言葉で表したくなるような
『精神面での強い繋がり』が流れているように思われます。
『愛する人を守りたい』という意識が全編に通して描かれており
その強い思いが、主人公達の強さの源にあるんですよね。
力ではなく心が大事であることを非常に訴えかけてくる作品です。
で、それに比例して敵役は非常に“悪”な感じに仕上がってます(苦笑)
勧善懲悪、っていうか単純な“悪いヤツをやっつける”っていう図式が
ピッタリ当てはまってしまうのが少し残念なところでしょうか。
なんか、最後は続編が作れそうな雰囲気だったので、
いずれ続編が出るような気がします。
そこで、敵役の秘められた悲しい過去が…描かれないだろうな(-∀-;)
ちなみに、この映画。
マンガが原作らしく、オープニングとエンディングで
コミックスが効果的に演出に使われていました。
ということで、日本のマンガなのかと調べてみたところ…
なんと、香港のマンガのようです!
どうやら、20年以上続いているマンガらしいのですが…
ココで紹介されているストーリーを見る限り、
なんか全然違う話のような(-∀-;)
どうもストーリーは映画オリジナルのようですね。
(映画版を元にしたコミックスもあるようです)
画風から受ける印象は日本の物とはずいぶん違いますが、
映画を観る限りでは、内容は日本のコミックス風なので、
少なからず日本からの影響はあると思います。
日本国内にいると感じませんが、日本のマンガは、
確実に世界から認められた存在になっているのですね。
そういう点でも、非常に面白く感じました。
それにしても、改めて思ったんだけど、
オイラってほんと、香港映画の俳優の顔を
全然覚えてないよなぁ(-∀-;)
王降龍や李小冉が判らないのはともかく、
甄子丹や董潔が判らないのは、
かなりヤバい気が(ーー;)
…っていうか、どちらももっと年いってる人だとばかり
思ってたんですよね(^_^;)
董潔は、たしか前にも
『アレ?こんなに若い人だったっけ?』
と思った記憶があるんで、完全に違う人(多分、鞏俐かな)で
顔がインプットされてますネ(^◇^;)
甄子丹に関しては、役の設定が恐らく彼の実年齢を
大きく下回ってるから…と言い訳できなくもないけど
それでも、全然判らなかったのは問題だね(ーー;)
うーん。
もう少し俳優さんの顔と名前を覚えた方が良いのかな。
あ。でも役者さんの名前とかを覚えてなければ、
変な印象を入れずに純粋に作品に入り込めるから
それはそれでありかもな(^◇^;)