今日は、宣言通り映画を観てきました。
ってか、こっちのブログで「月曜日に見に行く!」って宣言まではしてなかったんだっけ(-∀-;)
見てきたのはもちろん、レッドk…ではなく
わが教え子、ヒトラー
です。
。。。いや、前々から見たかったんですよね。
で、近くの映画館がコレをかけてるのが今週までみたいだったんで
今週中に見なきゃなぁ、と思ってこっちにしました。
…だって。レッドクリフはまだまだ上映されるだろうからさぁ(^◇^;)
ということで、レッドクリフはもう少しおあずけです。
レポを楽しみに待っていた人。。。なんていないでしょうが、もう少しお待ち下さい。
で、今日見てきたコイツの感想を。
この映画、巧みな演説によって権力を手中にし、千年帝国の実現を目論んだ
アドルフ=ヒトラーにユダヤ人の演説の教師がいた、というかなり奇抜な設定で
映画館で見た予告編を見た印象では、かなり硬派な映画と思っていたのですが
実際にはかなり風刺の効いた作品でした。
イメージとしては「喜劇でない『独裁者』」という感じでしょうか。
(あ。ここで言ってる『独裁者』↑って、チャップリンの名作の『独裁者』の事ね)
もちろん、これは人を笑わす事を目的として作られていないので
ゲラゲラ笑えるという類の物ではないですが、
随所にヒトラーやナチ幹部に対する揶揄が盛り込まれており、
見ていてクスリ…というかニヤリとさせられるところがかなりありました。
ただ映画自体は、凶気に狂い、ヨーロッパ全土を焦土にした独裁者である
ヒトラーを不安に怯えるごくありふれた一個の人間として描いており、
ステレオタイプなヒトラー像とはかなり違った印象の作品となっています。
…まぁ、監督がユダヤ人なので、『いい人』としては描かれてはいないんですけどね。
ナチスドイツの狂気を、普通の視点とは違った視点で描いており、
ドキュメンタリーとしてもかなり優れているのではないでしょうか。
ナチズムの吹き荒れたドイツで、いったい何が起こっていたのかと言うことを、
ある種、リアルに描いた作品ではないかと思います。
一見に値する作品だと思うので、興味のある方は是非見てみてください。
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