今日、日本野球機構から今シーズンのMVPと新人王、ベストナインが発表されました。
2008年度ペナント・レース表彰選手発表(日本野球機構公式HP)
…て、いつもこんなに遅い時期だったっけ?
日本シリーズから程なく発表されてた印象があったんだけど、
アジアシリーズの関係で発表がずれ込んだのかな???
アジアシリーズとかWBCとか色々あって、ストーブリーグの日程が
昔とは変わっててよく判らなくなってきてるんだよなぁ。。。
で、今回の受賞選手を見てみると…
やはりセリーグは巨人からの受賞が多いですね(__;)
“勝てば官軍”
なんて言いますが、こうも鮮やかな大逆転を見せつけられると
どうしてもそのチームからの受賞が多くなるんでしょうね。
セリーグのMVPは、30年以上優勝チームからしか出ていない
(ていうか、過去2回あった優勝チーム以外からの受賞も、V9前後の王貞治だもんなぁ…)
ということで、“巨人の誰か”が獲るのはほぼ間違いなかったわけで、
ラミレスの受賞は当然と言えば当然でしょうか。
(でも、思ったより2位小笠原との差が付いてる?)
新人王の山口鉄也は、ちょっと意外だったかも。
育成選手上がりとは言え、もう既に3年目だし、
同じ巨人では高卒2年目の坂本勇人がレギュラー獲ってるし
阪神の岩田稔もしっかり二ケタ勝ってる。
なのに坂本勇人の49票、岩田稔の32票に対して
山口鉄也は91票。
…ここまで圧倒的な差はないと思うんだけどなぁ。
坂本は開幕からレギュラーだし、岩田もローテーション1年守ってるし。
山口は“良い中継ぎ”って言うイメージはあるけど、
正直、上記二人に比べたら印象に残ってないんですよね…
まぁ、巨人の試合を観てないからかもしれませんが。
どちらにしても、優勝チームでなかったら二人とも
すんなり受賞はしてなかったような気はします。
…まぁ、ほとんどの年の受賞者にそれは当てはまるような気もしますが(-∀-;)
対してパリーグの方は、MVP、新人王共に優勝チーム以外からの受賞。
岩隈久志は、ブービー…と言うより最下位一歩手前の楽天所属ながら
投手部門のタイトルをほぼ独占した圧倒的な成績は
やはり偉大であると評価されたんですね。
…まぁ、たしかにパリーグの場合、今年を含めて過去5年間で3度、
優勝チーム以外からMVPが出ていることからも分かるように、
優勝への貢献度の評価がセリーグよりも低い傾向にありますから
ある意味、純粋に“今季、最も優れていた選手”を評価してる賞ですね。
で、新人王はオリックスの小松聖。
こちらは、誰も文句の付けようのない選出だと思います。
無効票が一票入ってることの方がおかしいんじゃ?っていうくらいの
正味、“オリックスのエース”として大活躍した1年でした。
まぁともかく…
受賞選手が、来年も活躍することに期待しましょうか。
…あ。もちろん巨人の選手以外のね(^_-)-☆