一週間前、1点差で非常に悔しい負け方をしたスティーラーズ。
その試合で神鋼に勝ったNECは今日(2/15)、秩父宮で行われた
日本選手権2回戦でトップチャレンジで1位となったリコーと対戦。
とはいえ、ラグビーはサッカー等と違って、僅かな実力差でも
けっこう大きな差となって結果に現れるスポーツだけに、
今季2部であったリコー相手に、日本選手権を過去3回制し、
トップリーグも5位で終えているNECがその実力差を見せつける
試合となる、と思っていたのですが…
リコーブラックラムズ 24-23 NECグリーンロケッツ(日本ラグビー協会公式HP)
。。。え?!
試合は最後の最後、10分ほどしか見ていないのですが、
NECはさほど悪いようには見えなかったんですが。。。
最後、ホーンが鳴った後にトライを取ったときの
箕内の悔しそうな顔が非常に印象的でした。
ただ、2部のチームとトップリーグ5位の試合でなかったのも
確かだったような気が。
実力差を気合いで埋め合わせていたということなのかもしれませんね。
考えてみれば、リコーの1回戦は帝京大学相手に同点だったわけで
トライ数で辛うじて2回戦進出したわけです。
その時点で、リコーに勝負の女神から祝福されていたのかも。
そして今回の1点差勝ち。
こういうチームは、トーナメントでは勢いに乗って勝ち進んでいくので
対戦相手にとっては非常に怖い存在になるかと思います。
(まぁ、準決勝の相手は三洋電機だもんなぁ。よほどのことがなければ大差になりそう…)
対してNECとしては、なんとも皮肉な巡り合わせになりました。
前週は神戸製鋼相手に、終盤にDGで逆転し1点差勝ちしたのが
今週はリコー相手に逆転されて1点差負けとなったわけですから。
これはもう、運命の悪戯というほか無いかと。
スティーラーズファンとしては、NECに勝ち進んでもらって、
惜敗した神戸製鋼の分まで頑張ってもらいたかったんですが。。。
ともかく、これで来週、花園で行われる準決勝は
三洋電機とリコーの対戦に。
残念ながらこの試合は見に行けないので、
今回同様、TV観戦となりそうです。
東芝が今回、日本選手権を辞退したので準決勝は上記の1試合のみ。
チームに勢いのあるリコーと、あまり元気のない(?)三洋電機との対戦は
いつも以上に注目される一戦になりそうですね。
注目の一戦といえば、今日の第2戦に行われた
サントリー対早稲田大学の試合もかなり注目される一戦でした。
サントリーの清宮監督は、前早大監督。
サントリーの主力選手にも早稲田大学出身の選手は多く
縁の深い両チームが対戦するとあって、
注目度の高い一戦となっていました。
それは、NHKが2回戦2試合のうちこちらの試合だけ
総合テレビで生中継していることからも窺われます。
ただ…
前半を見る限りでは、正直社会人と大学勢との差は
まだまだ大きそうだな、と。
早稲田も弱いチームでないはずですが、それでも試合は
サントリーが圧倒する展開に。
後半は、同じ時間にアイスホッケーの全日本の決勝が
録画中継されていたので、そちらをメインにして
ラグビーは脇の方に小さく映し出す、という態勢での
観戦になりました。
(おかげで、この試合の後半は殆ど流れが判らなかった…(^◇^;)
で、予想通り大差のついた試合でノーサイドとなったわけです。
サントリー 59-20 早稲田大学(日本ラグビー協会公式HP)
これでサントリーは、東芝が出場辞退したことによって
準決勝を戦うことなく決勝進出することに。
東芝対サントリーといえば、いわゆる府中ダービーな訳で
実現すればこれまた注目される一戦となったでしょうが。。。
まぁ、今回の判断は仕方ないですよね(__;)
サントリーとしては、昨年に引き続いての決勝進出な訳で
今年こそは!と気合いが入っているのではないかと思います。
日本選手権の決勝が今から楽しみですね。