“不甲斐ない試合”ということは判っていたので、見るのを止めようかとも思ったのですが
ともかくチームの状況を確認しておかないとと思い、Jsports1であった中継で
一昨日の試合を見ました。
うーん。。。
思ってたよりも押してたんですね。
前半のほとんどの時間と後半の最初と最後は“神戸の時間”と言っても
良いくらいの印象を受けました。
目立って押されていた時間帯といえば、失点した時間帯くらい?
正直、どちらのチームも拙い試合運びなんですよねぇ。。。
ヴィッセルはボール支配率は高いものの、ポゼッションが悪いのか
クリアボールとか長いパスとかが悉く相手に弾き返されている印象。
で、せっかくのチャンスもシュートを枠内に入れることが出来なかったことが、
押しているのに勝てなかった大きな原因のような気が。
やはり、シュート練習が足りないんでしょうかね。
サイドからの厳しいクロスにしっかり合わせることが出来ないと、
みすみすチャンスを潰してしまうという典型的な試合でした。
対する大宮も守備に枚数をかけてるからか、中盤まででストップしている印象。
ただ、大宮の場合は数少ない(?)ゴール前でのシュートチャンスに
しっかり枠内…というかGKの隙を突くところに蹴りこむことが出来たことが
両チームの明暗を分けましたね(-_-;)
やっぱり、取れるときにしっかりと点を取らないと勝てる試合も勝てなくなります。
今週末は残留争いのライバルである柏の本拠地に乗り込んでのアウェイ戦。
相手のチーム状況は上向いているようですし、何より柏の熱狂的なファンで
埋め尽くされているスタジアムでの試合だけに、気持ちを引き締めて
勝ちにいって欲しいところです。
携帯サイトで覆面記者が言っているように、もし選手に“この戦力で降格はしない”
という油断があるとしたら大きな間違いです。
今のヴィッセルは“降格しない戦力”と言うことは出来ても(まぁ、これもだいぶ贔屓目な評価ではありますが)
“降格しないサッカー”をしてるかといえば、そうではないと思います。
2006年に西京極で見た入れ替え戦でのサンフレッチェ広島が、正に
“戦力は良いんだけどやってるサッカーがまるでダメ”
と言う状態で、見事に降格していきました。
(ちなみにこの直後の天皇杯で準優勝してるんですよね、サンフレッチェ…)
この後の試合では、どの試合でも1つでも多くの勝ち点を獲るべく
決死の覚悟で戦ってもらいたいです。