…これって“社長を”てことなんだろうか???
安達社長、J2降格なら退任…神戸(スポーツ報知)
2010年ACL出場のために三ヵ年計画で強化してきたわけで
その結果を求めた結果が咋オフの監督解任劇だと、
オイラは解釈してるのですが、その論理から考えると、
ACL出場を逃せば、その責任を取ってGM職を退任、
降格ならさらに社長職も辞任、ていうのが筋だと思うんだけど…
そのへんどうなんだろ。
こちらは今朝の朝日新聞朝刊に載っていた記事ですが…
責任の取り方 posted by (C)うっし~1977
(針小棒大にことを煽りたてた前科のある)
報知だけでなく一般紙である朝日新聞にも掲載されているということは、
今回の三浦監督起用の最大の目標は“J1残留”であり、
もしそれが出来なければ自分も辞任する
ということを、多くの記者の前で宣言した、ということだと思います。
ヴィッセルの場合、
“ヴィッセル神戸のGM”と“クリムゾンFCの社長”が同一人物で、
なおかつ会長がチーム運営にはタッチしていない(ことになってる)ので
『チーム状況』と『経営状況』のベクトルの向きが不一致の場合
責任関係がややこしくなってくるんだけど
GM職=強化やチーム編成の分野での最高指揮者
社長職=経営を含めた会社全体の最高責任者
(ちなみに経営分野での最高指揮者=CEOていうことになるんだろうけど
クリムゾンFCにはそのポストは設置されてないので社長がこれに相当する役割になる…はず)
という風に解釈した場合、二回の監督交代で現場が混乱し
ACL出場の可能性は天皇杯優勝くらいしか残されてない
今の状況は、明らかにGMとして失敗しているわけで
来季のACL出場権を逃した場合、そのことに対して
GMは責任をとる必要があります。
対して、企業としてのクリムゾンFCを見てみると、
就任当初と比べて徐々にスポンサー数を増やしており、
入場者数も明白な低下は現在のところみられないわけで、
経営者として責任をとる必要がある状況には現状ではない、
といえそうです。
となると、現状のまま
『降格をギリギリで回避&ACL出場できず』
であった場合、社長としては留任で構わないんだけど、
GMとしては何らかのケジメを付ける、
つまり辞任するのが妥当な線だと思うんだけど…
この記事の書き方だと、前述の状況になった場合も
“残留したから”ということで、GMとして責任を取らずに
済ませる可能性がかなりありそうな気がします。
何かそれって、釈然とはしないですよね。
シーズン前…というか、三年前に宣言した公約を果たせず、
しかもわざわざその実現のために昨オフにはギャンブルに打って出て
それまで蓄積してきたものを瓦解させている訳で。
時間は十分与えられていた以上、言い訳はできないですよね。
シーズン最終戦、ホームのサポーターが下す審判が
いったいどのようになるのか見てみないといけませんね。