一進一退の攻防…というか、どちらも最後のツメの甘さを露呈していた
と形容した方が良いのかもしれませんかねぇ。。。
比較的優位に試合を進めているんだけど、たびたび守りの隙を突かれて
あわやというシーンが何度もあり、そのたびに空いてシュートがゴールに嫌われ
事なきを得るという展開にハラハラさせられること多数。
対するヴィッセルにも、レイソルに勝るとも劣らぬくらいの
チャンスがあったにもかかわらず、なかなか点の入らない展開に、
悶々とした気持ちと一抹の危惧を感じさせる試合でしたが、
嘉人投入でヴィッセルのチャンスが急増!
やはりエースが登場すると試合の流れがガラリと変わります。
で、その流れに乗ってついに嘉人が先制弾を決めてくれました!
この虎の子の一点を守りきって、見事柏レイソルに勝利。
ヴィッセル神戸 1-0 柏レイソル(
ヴィッセル神戸公式HP)
…最後のレッドカードで祝賀気分に冷や水をぶちかけられましたが
ともかくこれでヴィッセルは四回戦に駒を進め、
敵地カシマスタジアムでアントラーズと対戦することになりました。
手強い相手ではありますが、鹿島がリーグ優勝にウエイトを置いて
天皇杯にスキが出来ればしめたもの。
そうでなくても、同じJ1なのだから、必ず付け入る隙はあるはずで
そこをうまく突ければ勝機がない訳じゃありません!
ぜひ、“大物食い”をしてほしいですね。
しかし…
今日の主審は“やや外れ”だったかなぁ。
アドバンテージ取って欲しいところで取らなかったり、
選手同士が絡んで倒れたシーンで“そっちのファール取るの?!”と
訝しみたくなるところが何度かあったり。
朴東赫にカードが出たシーンでは、最初流していたのが、
副審にアピールされてカードを出したわけで。
本来、カードが出るくらい悪質なファールなのに流されると
“そこまではOK”て選手が判断することになって試合が荒れるから
止めて欲しいんですけどね。。。
逆に、それをしっかり見ていて主審にちゃんとアピールした
メイン側の副審(多分、柴田正利氏)は良い仕事しましたね。
主審からは死角になるところでも副審がちゃんと見てくれると思えば
選手にとっては安心してプレーできますよね。
もちろん、主審がこういう副審のアピールをちゃんと受け入れられる
ということが大事なんですけどね。
これがあったから、大久保のレッドカードも、
(個人的には、とてもじゃないけどても一発退場に相当するプレーとは思えなかったけど)
“え?!俺が退場???”という雰囲気の大久保に対して
目の前で見ていたはずの柴田副審が
“そうそう。だから早く出てね”という手振りだったのを見て
(ここから)よく見えなかっただけでかなり危険行為があったのかなぁ、
なんて気にもなるわけで。
やっぱり信頼できる審判というのは大事なんですねぇ。