と或る神戸至上主義者の徒然日記

今シーズン、ヴィッセルはACL出場権獲得を目標として掲げていた訳ですが、
結果は降格圏間近の１４位。
それも、監督が途中で２回も替わるという、七転八倒しながらの残留です。
監督に途中で逃げられ、混迷していたヴィッセルをシーズン途中から引き受け
見事立て直して残留を果たしたのが三浦俊也監督でした。
その三浦監督が来季もヴィッセル神戸監督として続投することが発表されました。

2010シーズン監督として三浦俊也監督の続投決定のお知らせ（ヴィッセル神戸公式HP)

これで、腰を据えて来季に向けたチーム作りを行う環境が出来ました。
三浦監督は、前々監督が唐突に“消えた”ことによって混乱していたチームを
シーズン途中で引き継いで見事に残留を果たしてくれたわけですが、
終盤の失速等、必ずしも手放しで賞賛される成績ではなかったこともまた事実。

しかし、考えてみれば“今年のヴィッセル神戸”は、元々は他人が采配するために
編成されたわけで、三浦監督にとってはまさしく
『他人のふんどしで相撲を取る』
状態だったわけです。(※ことわざの本来の意味とは全然意味が違うけど(^◇^;)

そう考えてみると、１からチーム編成に関わることが出来る来季こそ
真の三浦神戸１年目と言えなくもなさそうです。

で、その来季にむけたチーム作りは三浦監督の正式残留発表前から
徐々に進んでおり、既にエジミウソン選手の移籍が昨日発表されましたが
さらに今日、新たな加入選手が発表されました。

ザスパ草津よりFW都倉賢選手、完全移籍加入のお知らせ（ヴィッセル神戸公式HP)
都倉賢選手　ヴィッセル神戸へ完全移籍のお知らせ(ザスパ草津公式HP)
ヴィッセル神戸へ移籍のお知らせ(都倉賢オフィシャルブログ)
草津ＦＷ都倉を獲得…神戸(スポーツ報知)←関連ニュースに注目！

都倉選手は今季、草津で２３得点を挙げ、香川選手(セレッソ大阪)に次ぐ
J２得点ランキング２位という好成績を残しています。
慢性的に得点力不足なヴィッセルにとっては貴重な得点源となりそうです。

また、身長が187cmというのはポストプレーやターゲットマンとしての
プレーが出来そうなのが期待が持てます。
今季のチーム得点王が茂木＆大久保というチビッコ系ＦＷなので
彼らにはない強みが加わることで攻撃に幅が出てくるのでは、、、
なんてことも期待してしまうわけで。
(まぁ、身長が高いからといって187cmのあの人や１８３cmのあの人みたいなこともあるから、それだけで期待するのは早計なんだけど)
都倉選手が神戸のエースとして君臨する日が今から楽しみです。