11人もの選手を戦力外にした今オフ。
毎年あることとはいえ、今年はとりわけ多くの選手がチームを去ることになり
とても寂しい思いをしたものです。
とはいえ、彼らはこのまま在籍していても出番が少なかったと予想されたので、
早いうちに戦力外になることで、新たな活躍の場を見つけることが出来る訳で、
選手にとってはその方がよいのでは。。。という考え方も出来るわけで。
ということで、戦力外選手発表から約2週間。
新天地に迎えられた選手が出ました。
FW岸田裕樹選手、ファジアーノ岡山へ完全移籍決定のお知らせ(ヴィッセル神戸公式HP)
MFキム・テヨン選手、ファジアーノ岡山へ完全移籍決定のお知らせ(ヴィッセル神戸公式HP)
岸田裕樹選手の完全移籍加入のお知らせ(ファジアーノ岡山公式HP)
キム・テヨン選手の完全移籍加入のお知らせ(ファジアーノ岡山公式HP)
岸田選手は大卒1年目にしてヴィッセルから解雇された後、(ヤス時代の黒歴史の一つですね…)
当時JFLだったYKKに移籍し、得点王を取る等活躍して
ヴィッセルに復帰したものの壁にぶつかっていた感があり、
そのまま再び解雇されてしまいました。
再び技術やスピードには一定の評価があったので、一度点を取り始めれば
化けるのではないかと思っていたので、J2でどこまでやれるかは判りませんが
結構活躍できるのでは、と期待してしまいます。
キムテヨン選手はJ2時代に頭角を現しはじめ、さらなる成長を期して
昨季は愛媛に、今季は水戸に期限付き移籍をしていました。
特に今年は水戸のレギュラーボランチとして水戸の中盤を支えていたことは
記憶に新しいところです。
どちらの選手も、残念ながらJ1では戦力には今一歩及んでないかなぁという
印象だったので、戦力外もやむを得ないとは思っていましたが、
J2では通用するだけの力は十分持っていると思っていたので
こうやって岡山に二人揃って移籍できたことはとても嬉しいですね。
しかし、移籍先がファジアーノ岡山とは因縁深いですね。
ヴィッセルは元々川崎製鉄水島で、そのチームを神戸に誘致してきた訳ですが、
そのOBで結成されたのがファジアーノの前身となったチーム。
つまり、両チームは姉妹チームというか兄弟チームというか。
ともかく“親戚関係”にあるチームなわけです。
そんなファジアーノに元ヴィッセルの選手が加入するというのは感慨深いですね。
両チームにとって、この移籍が素晴らしいものとなることを願わずにはいられません。