ここ数年、東京マラソンが話題になるなどジョギングというか
陸上が盛んになってきていますが、その流れからか、
神戸でもマラソン大会をしよう!という構想が上がってるようです。
「神戸マラソン」実施へ=市民参加型市街地コース-来年冬にも、震災復興アピール(時事通信)
「神戸マラソン」西コースが有力 検討委が提言(神戸新聞)
うーん。
橋下知事も“大阪マラソンを!”なんてことを言ってたのを
少し前に聞いたことがあるような気がするのですが(^_^;)
どうにも、東京マラソンの模倣というかパクリというか、
そういう雰囲気を感じてしまうんですよね。
ルミナリエに対するミレナリオ、みたいな。。。
ところで
もともと神戸では秋に全日本女子ハーフマラソンをやっていて、
そこで市民参加のカテゴリーがあったはずなのですが、
もしこれをなくして神戸マラソンにする、ということなら
本末転倒というかなんというか。
短い距離設定で気軽に参加できる大会だと思うので、
これを残した上で新たに大会を設定してくれると良いのですが…
東京マラソンの“二匹目の泥鰌”狙いみたいな派手な演出はせずに
市民主体で地味だけど地に足付いた運営で行われるなら、
長く市民に愛されるような伝統がある大会になると思います。
東京マラソンの経済効果や露出効果だけを見て形だけ真似ても、
市民ランナーブームの沈静化や類似大会の濫造によって
“期待した効果が得られなくなった”という理由で大会を取り止める
結果になりかねませんですからね。
大義のないものは永く続かない
ということは、歴史が証明していますからね…
(ここで『神戸ルミナリエ』に対する『東京ミレナリオ』を例示しようかと思ったけど、あんまり妥当な比喩じゃないから止めておきます(-_-;)
市民ランナーの増加に比して、それらの人たちが参加できる大会が
まださほど多くないように思うので、各地で市民マラソン大会が増えるのは
歓迎されると思うので、永く続く大会に育つことを願います。