天皇杯がやってきた今日のホームズスタジアム。
その天皇杯を獲得する為の戦いである
全日本サッカー選手権大会の第3回戦が行われ
ヴィッセル神戸は1-2で柏レイソルに敗れてしまい、
今季の全てのタイトルへの道が閉ざされました。
ヴィッセル神戸 1 - 2 柏レイソル(ヴィッセル神戸公式HP)
20101011試合スコア posted by (C)うっし~1977
対戦相手はJ2の首位を独走中の柏レイソル。
で、こちらはJ1の底辺で藻掻き苦しんでいるわけで、
戦前には京都vs千葉同様、0-3とか0-4くらいのスコアも
十分有り得ると覚悟して観戦に臨んだわけで、
それを考えれば延長戦に縺れ込んでの1-2という戦績は
上出来と言えなくもないんですけど…ねぇ(-_-;)
それでも、この試合を客観的に表すれば
『一人少なくなったJ2のクラブ相手にJ1のクラブが競り負けた』
ていうことになるわけで、一種の金星配給をしちゃってるわけだから
あんまり胸を張って“善戦しました!”とは言いたくないんですが…
それでもこの試合。
三浦末期の試合内容から比べたら遙かにマシだった
という風に思われました。
一応、前を向いて攻めようという意志を僅かでも感じられましたし、
ディフェンスも、積極性のかけらもなかった当時に比べれば
ちゃんとプレッシャーをかけに行っているので、
少しは状態が上向いている、という気はします。
それにしても、ヨシトがいるだけで攻撃力がグンと上がりますね。
前へ前へという意識をしっかり持っているから
チャンスも増えるし攻撃の選択肢も増えてくる。
神戸にとって欠くことの出来ない大事な選手であることを
改めて感じました。
あとは、ボールを持っても攻め上がりがかなり遅かったり、
パスを“その時、受け手がいる場所”に出したりするような、
消極的なプレーを選択してしまう悪癖から脱却してくれれば、
残り試合で一足掻きも二足掻きもしてくれるのではないか。
そんな淡い期待を感じないでもない一戦でした。