いや。かなりいい話です。
残留争い真っ只中で藻掻き苦しんでいるヴィッセル神戸ですが、
そんなチームを盛り上げていこうと“ツネ様”こと宮本恒靖選手が
来月6日のベガルタ仙台戦に兵庫県在住者を対象に無料招待を行う
という記事がデイリースポーツに載っています。
ツネ様自腹!神戸残留応援シート(
デイリースポーツ)
選手がサポーターを招待する企画といえば、
ヴィッセルで言えば榎本達也選手が“ファミリーシート”として、
北本久仁衛選手と近藤岳登選手が“情熱シート”として
バック指定席に招待しているほか、
選手会名義でソーシャルシートを購入しているわけですが、
今回の宮本選手の招待は県下41市町から各々1組ずつ
計41家族を招待するという大規模なもの。
しかも招待する席はヴィッセルシートなわけで
相当太っ腹な話ではあります。
残留争いのライバルの一つでもあるベガルタ仙台との一戦は
残り試合の対戦相手を考えると是非とも勝っておきたい相手であり
重要な試合の一つであるといえるかと思います。
そんな大事な試合に、自腹を切ってサポーターを招待し、
チームを盛り上げようとするツネ様の侠気は素晴らしいですよね。
ただ…
この素晴らしい逸話を紹介してくださったデイリースポーツに
ケチを付けるようで心苦しいですが、
ヴィッセルシートの当日券は“大人4千円、小中学生2千円”ではなく
大人・小中学生共に6500円なんですよね(^_^;)
(ちなみに、記事中の価格は“メイン指定席”の値段ですな。)
ということで、各家族4人が来場した場合のツネ様の負担額は
記事中の約50万円どころか約100万円ということになります。
…ウン。やっぱりツネさんすげぇや!って話ですな。
このツネさんの侠気に応えられるよう、他の選手やスタッフも
仙台戦で勝利を収めるべく頑張って欲しいです。
(追記)
今、ヴィッセルのホームページを確認してみたら、
今回の企画についての詳細が掲載されてますね。
11/6 vs.仙台にて「宮本恒靖シート」設置&募集のお知らせ(ヴィッセル神戸公式HP)
で、今回提供される席種ですが。。。「メイン指定席」とのこと。
どうやらデイリースポーツの記者さんが勘違いされていたようです。
…まぁ、普通“安く”間違えるなんてないよなぁと思っていたので
納得できる間違いではありますね(^_^;)
ということで、ヴィッセルシートがメイン指定席に化けたようで、
ツネさんには何の落ち度もないのにショボイ話みたいになったのは
ちょっと可哀想な気が。
でも、席種こそワンランクダウンですが、ツネさんの太っ腹なところは
“一家族”という括りだけで、人数の制限を設けていないこと。
新聞のモデルケースに挙げられた夫婦2人+小中学生2人の
計4人のケースだと12000円になりますが、
夫婦2人+小中学生8人の子沢山家族だったり、(24000円)
親夫婦2人+夫婦2人+息子夫婦2人+孫2人みたいな
4世代同居のお宅だったり(28000円)してもOK、ってことですよね。
さすがにそんな大家族ばかり募集がくるとは思いませんが
募集かけている今の段階では、どれくらいの金額になるのか
見当が付かないわけで、そういうことを出来るツネ様は
やっぱり侠気があるというか、肝が据わっているというか(^_^;)
これを機にヴィッセルファンの輪が県下全域に広がればいいですね。