と或る神戸至上主義者の徒然日記

関西の地域密着型プロ野球リーグとして発足した(ということで良いんだよね？)
関西独立リーグですが、今年の日程が今日発表されました。

前期日程発表！！(関西独立リーグ公式HP)

今回の発表を見る限り、昨年限りで脱退した神戸9クルーズや
活動休止状態になった明石レッドソルジャーズに代わり
兵庫ブルーサンダーズと神戸サンズ、大阪ホークスドリームが加盟し、
5球団体制で運営されることになったようです。

2009年に4球団で発足したものの、運営会社の撤退や
初年度優勝チームである大阪ゴールドビリケーンズの脱退など
順風満帆とは行かない…どころか波瀾万丈と言った方が相応しいくらい
リーグを取り巻く状況はかなり厳しいものとなっており、
既に発足当時の4球団のうち3球団が姿を消しています。

“関西では野球以外のスポーツは冷遇されている”
なんて評価を見ることがありますが。。。
正直、この関西独立リーグの状況を見る限り、野球を取り巻く環境も
そんなに良くないのかなぁ、っていう気が。

関西では阪神の人気と注目度がピカイチで、
報道される機会も阪神のそれが圧倒的に多いですからねぇ。

需要と供給の関係を考えれば当然、と言われればそれまでですが、
ここ最近の阪神の置かれている状況は、
長嶋茂雄監督が監督をしていた頃の巨人に似通ったものがあるかな、と。

今の阪神の報道のされ方を見ると、表現は悪いですが
“とりあえず阪神のことを取り上げればユーザーにウケる”
という考えがないか？と訝しみたくなるほど偏りがあるわけで。

これは、十年ほど前に、同じように連日連夜長島巨人の情報が
各スポーツニュースを席巻していたことを思い起こさせます。

で、その後、どうなったかというと、巨人の人気は右肩下がりになり
今や日本で最も人気のある球団は阪神ではないか、とさえ
言われる状況にある訳で。

…まぁ、だからといって、日本プロ野球界全体が人気を失った訳ではなく
巨人以外の球団は人気が右肩上がりか現状維持くらいのところが多い
という印象ではあるので、球界全体を見ればあまり心配の必要はないかもしれませんが。

ということは、阪神も早かれ遅かれ、人気凋落が叫ばれるようになるかも
なんていう風に思えてくるのですが…

話がそれました。

ともかく、もう少し阪神以外の情報も流れるようにしないと、
阪神以外の競技やチームに対する関心を喚起する機会すらなく
関西スポーツ界の地盤沈下を引き起こすのではないのかな
(というか、もう既に始まっている？)
という危惧を持っているのですが…

さて。どうやったら良いのかなぁ(-_-;)