3月11日に発生した地震によって、献血の需要が高まっているようです。
地震で大混乱になっているのを見て、何か自分に出来ることはないかと思い、
今日3/12の昼に献血しようかと予約の電話を入れようとしたところ話し中で繋がらず。
とりあえず近くの献血ルームに足を運んだところ何時にないほど多くの献血者が。
受付待ちが20-30人以上という状況に驚きました。
やはり何かせねばという有志の方が多くおられることを感じます。
で、これは、オイラがわざわざ献血しなくても大丈夫かな…との思いが
一瞬頭をよぎったものの、せっかくここまで来たんだからと待機。
自分の番が回ってきて献血の受付を行ったわけですが
担当の方に非常に歓迎する言葉をかけられました。
どうやら、B型の血小板献血の需要が多く、必要量を確保するのが
大変ということのようです。
今回の地震で東北地方、特に太平洋側の献血ルームが機能しなくなり
また、さほど被害の無かった地域に関しても、検査機械が使えず
十分に献血を集められない状況だとか。
成分献血は、献血後2週間は再び献血できないのですが
その期間が明け次第、早めにまた献血して貰えると有り難いとの言葉が。
本音ではそうは思っていても、普段は献血者の意思を尊重するために
それを職員さんが口にすることはまずないのですが、
今回、わざわざそのようなことを言われたということに、
現在の状況が非常に危機的状況であり、それがしばらく続きそうなのだ
ということを改めて痛感しました。
中部以西の、被害があまりなく献血ルームが正常に機能している地域で
献血しても良いよというひとは、是非とも献血にご協力下さい。
ただ、今日も何人か拝見したのですが、せっかく献血しようと来られたものの
体調があまり良くないのか、献血を“お断り”される方がおられました。
気持ちは喜ばれると思いますが、自身の健康を危険に晒してまでの善意は
職員の皆様に余計なお手間を取らせるおそれがありますので
献血に来られる際は、くれぐれも万全の体調で臨まれるようお願いします。
あと、普段の献血の時にも言えるのですが、
全血200mlより全血400mlや成分献血の方が歓迎される傾向があります。
(献血ルームによっては200mlは断りというところもあります)
体重が50kg以上ある方は400ml献血を、
時間に十分余裕のある方は成分献血にご協力下さい。
今はダメでも、半月後、一ヶ月後なら。。。という場合でも歓迎されますので、
是非、足を運んでみてください。
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追記
ツイッターからの情報なので、確実な情報ではないかもしれませんが、
赤十字社には一応、当面の需要を賄えるだけのストックはあるとのこと。
現在、兵庫県の赤十字社のホームページに掲載されている情報では
“やや不足している”または“ちょうど良い状態です”となっています。
緊急に不足してきたら、改めてメディアを通して献血を呼びかけるとのこと。
もし、そのような発表がありましたら、改めて記事にします。
今のところ、あわてて献血ルームに走らなくて良いとのことですが、
ただ、例年春には花粉症治療による服薬のため、慢性的に不足するので
献血の出来る方はコンスタントに献血することをお願いします。