|
テーマ:最近観た映画。(40139)
カテゴリ:城主の独り言
大手門の「埼玉の古城址」はまもなく、570000番です。切り番ゲットの方には粗品を差し上げます。
昨日(28日)は正室がお休みだったので、さいたま新都心で映画を観ました。 (私はその後に出社) 清須会議 三谷さん原作、監督です。大河ドラマでもこの話は何度も出てくるので、もう、話はわかっているのだけど、三谷さんが作ると面白そうで。 ここからはネタばれですので、これから見る人は「閉じる」ボタンを。 清須会議の後、あの人たちはどうなった? という解説付き。敬称略です。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 懐かしい、パソコン通信みたいで(笑 ↓ ↓ ↓ ↓ 主役は柴田勝家(役所)と羽柴秀吉(大泉)。対照的で絶対に仲良くできないところなど、そのまんまな感じです。市(鈴木)へのお土産で勝家は香の物(漬物)、秀吉はお香のもの(香具)など性格をよくあらわしていました。高価なお香のものは市が捨ててしまいますけど(笑 市は怖かったですね。この怖さは大河「葵三代」の淀(小川)以来でしょうか(? もっと怖い(性格的に)女性が実はいるのですけど、これはエンディング近くでわかります。 女って怖い・・そういう話でしたっけ? 丹羽長秀(小日向)はうまいのですけど、初めから秀吉側だったはず。それじゃ面白くないですものね。ちなみに本人長秀の肖像画と小日向さんはそっくりです。 →こちら 長秀はのちに120万石の大大名になります。 池田恒興(佐藤)はキャラ的には重厚すぎるような。初めから家老クラスに見えます。でも面白く描いていましたね。 織田陣営はみんな顔が同じ(髷のせいだと思います)で初めのうちは誰が誰だかわかりませんでした。でもこちらもそのまんまな感じです。このあたりが三谷さんのうまいところ。 信長・二男の信雄(妻夫木)ははまり役。ちょっと信雄にはかわいそうですけど。 (確かに具将と描かれることが多いのですが、実は織田家の血を残した功労者ともいえます) 小幡陣屋 楽山園 その信勝は群馬(上州小幡)に居たことがあります。 前田利家(浅野)もよかったです。上司(勝家)か古くからの友人(秀吉)か・・悩んでいるところがよくわかります。清須会議の後の「賤ヶ岳の戦い」ではどちらにも味方できずに秀吉に降伏します(秀吉はわかっていて許します=動かないということは勝家に反目ともいえます)。 勝家は北の庄(福井)で市とともに自刃。清須会議のときに推薦された信長三男・信孝(坂東)は切腹。会議に間に合わなかった滝川一益(阿南)は出家したといいます。 堀秀政(松山)はえ? ってくらい短かったですね。最強の忍者(天海)は弱かった。寧(中谷)はさすがです。前田玄以(でんでん)も地味ながら◎。あ、あの北条家家臣も出てきました。 天下統一を成し遂げたのは秀吉・・ではなく、黒田官兵衛(寺島)なんでしょうね。来年の大河も楽しみです。わかっているけど観てしまいます。 で三法師。織田秀信(秀と信だ・・)になります。関ヶ原の戦いでは「西軍」でした。改易となり、その後は歴史から消えてしまいます。丹羽長秀の子・長重も西軍でしたので、改易されました。ただ、この長重というひとはしぶとくて、何度も改易しているのに常陸で1万石の大名復帰→福島棚倉で5万石→白川小峰10万石まで出世します。 池田恒興は小牧長久手の戦いで秀吉側(このときは秀吉・家康とフラフラ)として戦死しました。恒興の子・輝政は今の姫路城を作った人です。 ※各人異説などありますので、あくまで参考で
↑励みになります。ポチしていただけると嬉しいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|