大家の奥さんが尋ねてきました。
GOODWILLに行くんだけど一緒に行かないかと言うことでした。先々週ディナーに呼ばれたときに自分はときどきアンティークや中古の家具を見に行くんだけど、そういうときに一緒に行く? と聞かれていたのでええそれはよろこんで、と答えたのです。アメリカ人は今度あれをしよう、とかこれをしようとか、電話するよ、とかよく別れ際に行ったりするのですが、実際にああ、あれは挨拶だったんだなあと思うことも多々あり、本当に彼女がうちに来て(て、隣に住んでるんだけど)誘いに来るとは思わないでいました。
GOODWILLは中古のものや古着がわんさとおいてあるお店です。いらないものがあったらその店に寄付できます。店の裏にでかいコンテナが置いてあって、そこにいらないものをおいてくればよいです。服はちゃんと洗って売りに出されます。でもさすがにみんなが使い古したものやいらないものが集合している場所なだけあって壊れてるものやすごく古いものもかなりあります。あまり期待しないでふらーっと行くと面白いものがあったりします。服はかなり安いです。3-8ドルくらい。面白いのは服に緑や黄色やピンクのタグがついていて(たぶんランダムにつけられていると思われます)今日は黄色が半額の日でした。そういう予想のつかないことがかなりエキサイティングだったりします。GOODWILLはたいていの町にあると思います。
もう一箇所行ったところは名前は忘れたのですが、それはそれはいろんなものがものすごく安く売っているお店でした。昔の映画に出てくるような四角いラジオとか(3ドルくらい)昔の足踏みミシンとか(15ドル)よくわからない台所用品を見るとテンションが上がります。最近は何でもかんでもプラスチックでできているのでなんだか味気ないです。やっぱりちょっとデザイン的に無駄で角ばっていたりしても昔のものはとっておこうという気になります。不思議と。あ、あと台所用品は文化の違いがすごくでて面白いですね。こういうところにいくとFIREKINGなんて小銭で買える値段でごろごろ売ってます。
昨日いらないものを処分する日記を書いておきながらがたくたを売っているような店に行くのには矛盾を感じません。不思議と。いま持ってるものと比べていらないほうは誰かにあげるとかすればいいわけですから。タイプライターを売ったお金でまたタイプライターを買ってしまったことには矛盾を感じますが。