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カテゴリ:地図
小さい頃から地理が得意で、それが高じて地図を作っているようなものなのですが、歴史はあんまり得意ではなかったのです。
仕事の新しいプロジェクトで道路の地図を作っているのですが、これが思ったよりも複雑で。道路の情報とか歴史とかを調べてデータベースに入れたりもしなければいけないのです。 道路の記録帳という分厚い本が何冊かあってかなり古いです。記入するところが1800年代になっているので(18__と下二桁を自分で書くようになっている)。かなり価値のあるものなのですが、文章もちょっと古いし何よりも飾り文字の筆記体で書いてあるので解読にものすごく時間がかかります。 この苦労を伝えたいので今度写真にとってアップしたいと思います。普通の人もオフィスに入ってきて観覧できるので問題ないと思いますが。 まあそれを読むと「ここに道路が必要なので署名を集めてきた」とかその道路についての会議の内容とかも記録されてます。昔はみんなが署名を役所に提出したり、みんながお金を集めて道路を作ったりしていたのです。 アメリカって国道以外の道も数字がつけられていて合理的なのですが、歴史をたどると道路を作るために土地を寄付した人の名前とかではじまっていることなんかもあります。いまではそういう小さい道路をまとめて大きい道路にして数字に変えたりしているわけです。 そういう歴史背景を知るとおもしろいなあと思う今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.17 17:00:43
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