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今日も投票がありました。
アメリカでは郡とか町とか小さいな規模で条例をきめて、それに投票するって言うことが盛んです。今回の投票は市・町長のためと「21」というバーには21歳以上からしか入れないようにする、という条例の多数決をとるものでした。 アメリカでは未成年でもバーなどに入れることは入れます。保護者と一緒の場合とか、18歳以上の場合とか。でもお酒は注文できません。 21に反対する人はかなり多くて、反対運動のためのグループなどもできていました。21に設定してしまうと家に集まってお酒を飲んだりする未成年が増える。そうすると近所の人が迷惑する。けんかなどが起きるため警察が呼ばれる。家での飲み会のために警察のパトロールや出動が増えるので税金が上がる。 などなど。 夜はいつものように開票作業でした。自分はランナーというポジションでした。開票所から結果が電話で口頭で伝えられ、用紙にに記入されると、それを受け取ってデータエントリーする人に手渡し、エントリーされると最終確認の人にまた渡す、という人と人の間を行き来する文字通りの仕事です。 途中結果がインターネットでチェックできるのでみんなで見ていましたが、YESがNOをはるかに上回っていたのです。おすしたら途中でプログラムにエラーがあるということがわかって選挙管理部門がパニック。インターネットの自動更新を止めて計算しなおすというアクシデントが起きました。 手伝いの不動産部門はにやにやしながら見守っていました。いやーおもしろいことになってきたね、ニュースのレポーターがもうスタンバってるのに、とか言いつつ。数人がプログラムを担当してる人はどんなに失敗してもクビになることはないのよ、これが自分なら速攻クビよ、って言っている人もいました。 この人はみんなから好かれていないということがわかりました。 アメリカって本当にだめだなーって思ったのは、投票所からまず電話で結果が送られてくるのでそれをまとめて、投票所を閉めて実際の結果を集めてそれをみんなで手分けして確認したときに数があわないことが多いということ。 投票は手でやるのとタッチパネルとあるので選べるのです。なので同じ投票所から2つの結果がでてくるのでそれを足すわけですが、単純な足し算が間違っていることが多いのです。あとは単純に足し忘れ。 誰かがこの数字と比べて、って言うシートを作るのですがそれの間違いが多くて何度も作り直していました。なのでその間みんな単に談笑とかしているだけです。これでお金がもらえるわけなので楽勝なのですが、オフィスには帰りたい、という空気が充満していました。なんで機械を使っているのに計算もパソコンのプログラムとかでばばんと瞬時にできないのかが謎です。 なんだかんだで11時を回った後に手伝いの人は帰っていいよ、ということになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.11 14:52:13
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