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闇の現

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2009.07.11
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カテゴリ:生活記録
お世辞にも広いとは言えない が 公立らしい味気の無いグラウンド

そこには数え切れない程の 黒と白

皆 一様に上を見上げては 今か今かとその時を待つ

やがて時を告げる合図と共に 色とりどりな垂れ幕が下ろされる

待ち侘びた時の訪れに生徒は歓声をあげ 祭の始まりを喜びあった





…と言う訳で 仕事帰りに母校の学祭にお邪魔してきました

OBOGに届く部内誌で 学祭&演武の日程を知ってふらっと足を運べば

通い慣れた筈の空間がまるで 異世界に感じた

理科棟が耐震問題に引っ掛かって建て直された だとか

それに伴って整備された空間だとか

物理的に違和感を感じずにはいられない状況も確かにある

でも それ以上に ヒシヒシと身に突き刺さるのは 何なのか。

歳を取るってこういう事なのかな。




演武 の方は なんつーか 部として確立されたなと思わされました

自分らの代は 先輩が片手だけしか居なくて
でも下は自分らの代の倍以上いて試行錯誤しながらも 何とかやってた
屋根も無くて 人が集まらない時には 青空の下道場の片隅で木刀を振ったりもした


今は 三学年合わせると 四十人を越えるらしい
道場も狭く 袴姿が三分の二を占めてて かなりの圧迫感


袴のレア度が下がって残念 顧問の先生とも メジャーな部活になったんだ とか話した
一個上の先輩らは 道着姿で歩いてたら 柔道?剣道?と変な目でみられてたのにと。

今は今で こういう形になって確立された物が 引き継がれていけば良いとは思う

んだけど どうしても環境も整っておらず人数が少ないながらも 先生の目が全員に届いてたあの時が 1番だと思わずにはいられない

…自分がいた時 がそうだから贔屓目に見てしまうのか。



とか 悶々と考えつつも 不思議と行く前に思ってた程 堕ちはしなかった

でもやはり感じるのは疎外感

同学年がいなかったからとかでなくて改めて自分から一線引いてたなと思う

だからこそ もう一度戻りたいと感じるんだろう
いや 違う。戻りたい んじゃなくて やり直したい …だな(苦笑

今が 最高 なら そう思う事も無いんだろけど 生憎 決して悪く無いながらも 満点じゃない から。


ふふ。


高校生なお友達 …欲しいなぁ。部活に顔出すか…?





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Last updated  2010.12.08 23:28:42
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