闇の現

言わなきゃ解らない｡
口にしなければ伝わらない｡
伝わらなければ叶わない｡

解ってるけどええ大人なんやし察してくれよと想ふ｡

他人に気をつかって独りでしんどくなるんだから救いようもない｡
泣きそうになりながら働いて結局抱えきれずに吐き出した自分の黒霧に触れた人に気を遣わせた事で更なるで鬱の連鎖が始まる｡

人間が嫌いなのにﾋﾄとの繋がりが捨て切れないこの甘えた神経｡
飽和した砂糖水の如く最早幾許もの余裕なし｡

淡い光りに誘われやってきた先は檻｡この身は苛々と鬱々とに蝕まれやがて枯れ落ちるのを待つのみ｡
外界の華やかさを羨み手を伸ばすも光に晒された我が身を目にして思い知る｡
彼の人と自分は違うﾓﾉなのだと｡
檻に鍵が掛かっていないのに気付かない振り｡外に出られないのｱﾀｼ｡可哀相ﾃﾞｼｮ？何も出来なくても仕方ないの｡
少し心に隙間風が吹き込むけれど ただ生きるだけならとてもとても居心地がいいんだよ

と｡
今週は勤務中鬱々週間でした｡
帰って寝たら忘れる｡
まぁ靄は残るけど熱は冷める｡

ｱﾀｼがこんだけ悶々するんだから先輩はもっと色んな事にﾔｷﾓｷすんだろうな｡

それにしたって自分がやられて嫌な事は人にしないって基本だと思うんだ｡
なんでそこに考えが至らないんですか｡
ﾎﾝﾄ 馬鹿じゃないの｡