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はじめて近江八幡を訪ねたのですけれど、春のうららかな散策にぴったりの場所でした。。 八幡神社を中心として人家が拡がり、そんな人々の生活の中にヴォーリズの建築が今も生きづき融合しているということを肌で感じることができました。。 桜もやはり満開。。 八幡掘りの流れに花びらがゆっくりと流れて、のどなか朝の日に淡いピンクがいっそうまぶしく映りました。。 たしかに新しい建物もあるのですけれど、あちこちに古い蔵やヴォーリズの手によるもの、またそのオマージュの様な比較的新しい家なども見かけました。。 日本の地で眠りについたヴォーリズ。。 建築の面だけでもこれだけのものが残るというのに、彼の残した功績はどれほどのものだったのかと思わずにはいられませんでした。。 お会いできる事があれば是非近江八幡の印象などをお聞きしてみたいです。。 白雲館 。。。 明治10年築の旧八幡東高だそう。。 鳥居の目の前に印象的な擬洋風建築です。 はじめて目にする本格的で生き生きとした和洋折衷のたてもの。。なんとなく築地ホテルを思い出しました。(大雑把すぎるかもしれませんけれど。) 喫茶もあるみたいです。。 ヴォーリズ記念館 。。。 5月末まで改修工事をされているとの事で見学する事ができずにちょっと残念でしたが、せっかくなので記念に。。。レンガの風化した感じが味わいがあります。。 ヴォーリズは生涯私有財産を持たず、自ら住んでいたこのヴォーリズ記念館も私物化されなかったそうです。 人柄と品性を感じる建築です。。 日本基督教団今津教会 。。。 さらに足をのばして今津も訪ねました。 こちらは大正11年築。 外観のみの見学が可能だそうです。。 わたし素人の印象はこじんまりとしていて、すっきりと小さくついた窓が素朴で愛らしくもあり、とても健全で純粋な印象を受けました。。 今津ヴォーリズ資料館。。。 大正12年にヴォーリズが”百三十三銀行”(現滋賀銀行)として建てられたもの。。 2003年に木造部分を取り壊し本館部分を復元、補強工事されたものだそう。。こちらでは経歴などの書かれた資料が展示されています。。 前の道は”ヴォーリズ通り”と名づけられています。 琵琶湖の美しい風景も楽しめました。。 山から平野から桜並木があちこちにあり、それぞれの春を謳歌しているようでした。。 琵琶湖って途中、対岸が見えなくなるとさざなみまで打ち寄せていて、そのままに”近江の海”でした。。 若干24歳で米国から近江八幡に来られ、この地に留まったヴォーリズ氏(日本名が一柳米来留さんだそうです。)。。 今回の旅でますます、残してくださった建築などを通して氏の精神を知りたくなりました。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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