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明治・大正・昭和あるいはもっと以前に文壇で活躍された方々は生き生きとした当時の姿や空気を本という形で残してくださっています。 著者が実際に過ごした地やゆかりの地を訪ねる事で、また新たに感じることのできる作品のあじわいもありますよね。。 とくに日本の近代に向けての目まぐるしい移り変わりの時期に外国の文化に触れ広い視点で日本を感じた、広い見識を持った方々は勿論ですけれど、遠く海外から日本に請われ強い意志や望みをもって教えにあたられた多くの方々、そんな方々の日本観や思い、意見にははっとさせられるようなものがあります。。 特に意識はしなくても日本各地に活躍したたくさんの文士の記念館や旧居が残されていますよね。。 以前に購入してあった『もっと知りたいマザーグース』/(スクリーンプレイ)という本があります。。 これは英米文化を理解するのに読んでみたいと思い購入したものです。。 映画の引用やマザーグースを愛した人達のエピソードなどがとても楽しい一冊です。。 この中に小泉八雲さんがご子息にマザーグースで英語を教えられたエピソードなどが載っています。。 八雲記念館のある松江。 1年3ヶ月という短い期間を過ごされたらしいのですけれど、作品などにこの土地との深い繋がりをみることができます。。 ギリシャで生まれアイルランドで教育を受けられ、渡米された小泉八雲さんも最後は日本(東京)で永眠につかれているのですよね。。 部分的な事しか知らないのですけれど、私にとって島根は思い深い場所のひとつでもあるというのもあり、なおさら松江の地を訪れたときはイロイロな思いで感慨深かったです。。 松江を訪ねられたら足をもうすこしのばして津和野にもいかれるといいと思います。。 圧迫感のない優しい山々に囲まれた町です。。 森鴎外記念館にはたくさんの資料があるほか、すぐ隣には実際に暮らした旧居が残されています。 どこかかたくなさを持つ”石見”の人として生を全うされた鴎外に日本人としての誇りや美徳のようなものを感じます。。 小泉八雲記念館 --- http://www.digistyle-kyoto.com/syo-kyoto/matsue/diary_05.htm 森鴎外記念館 ---- http://www.tsuwano.ne.jp/town/shisetsu/ougai2.htm ゆうにしんさい ---- 津和野ガイド。。 http://www.iwami.or.jp/tsuwanok/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 17, 2005 11:21:25 PM
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