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テーマ:今日の出来事(292849)
カテゴリ:zakki
ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』のアプロディテを美しく飾るように吹きかけられている花。 バラはルネッサンス以降の美術において美の女神のアトリビュートとされているとか。 西洋絵画の高貴な方の肖像画にもよく描かれているのでどことなく高貴なイメージがあります。 バラにまつわる話にあれこれ思いをめぐらせながら散策するのも楽しいです。 "バビロンの庭園"でもイチジクやブドウとともにバラが栽培されたという話もあったりして。。 西洋のお話でもたびたび登場しますよね。。 今では様々な品種改良・開発で、英語圏で不可能の代名詞とされていた”青いバラ”も手にする事ができるのですものね。。 宝塚ガーデンフィールズにおじゃましたのですけれど、グリーンショップでも様々なバラや魅力的なお花達が並んでいました。 中にはプリンセスオブウェールズは予約完売と書かれた札があり、目にする事ができずに少し残念でした。。 (この花はダイアナ元妃の名前に因んでいることは知っていたのですけれど、売上が英国肺病基金にされているとか。。) 今回は大きな蕾のついた”Pierre de Ronsard”というフランスのものをいただいてまいりました。。* 「バラの詩人」と呼ばれた16世紀フランスの恋多き詩人の名前に因んでいるそうです。。ピエールドゥロンサールはフランソワ一世からシャルル九世までの宮廷に仕え、膨大な詩を残された方だそうです。30人以上の同時代の作曲家達が曲をつけたものは600曲以上に及ぶとか。現代でも題材として取り上げられているそうです。 いつかぜひ読んでみたいと思っています。。 この宝塚ガーデンフィールズですけれど、カフェやレストラン、ペットショップのほかにメインとして英国風庭園があります。 (英国式と名うたれていないところにこだわりを感じます。*) こちらは英国出身のデザイナー、ポール・スミザーさんによるものだそう。。 ご自身のブログには、イラスト等を交えて植物の繊細な表情にふれられていて、深い愛情を感じます。 またお庭作りの参考にもなるかも。。 この日もたくさんの人達が、五月になったばかりの爽やかな日の下で思い思いの休日を楽しまれているようでした。。 中でもここには、犬たちのためにお散歩コースやカフェのコーナーもあって愛犬連れの方もたくさんいらっしゃっていい眺めの休日でした。。。* 宝塚ガーデンフィールズ http://www.gardenfields.jp/index.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 5, 2005 08:13:29 PM
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