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August 27, 2004
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一寸先は闇、とある解説者が「このオリンピックの期間でポジションを奪われた選手が
何人かいますよ」とコメントしていたが、プロ野球においてはいつポジションを奪われる
かわからないという現実とも選手は戦っている。
今日はポジション争いに負けたある二人の選手を追ってみたい。

江藤(巨人)>
広島時代の凄まじさは私も記憶に焼き付けているが、巨人に入団してそれ以後は年々
生彩を欠き、今ではサブに回っている。
昔を知っているものとしては巨人を出て他球団でもう一花咲かせて欲しいと思うが
おそらく江藤は最後まで巨人に残り、巨人で引退するだろう。
その理由のひとつにこんな高年俸は他球団で約束されないし、巨人で引退すれば、
何かしら仕事に引退後ありつけるという算段もあるだろう。
本人が心の奥でどう考えているかはわからないが、家族の事も当然あると思われる。
某番組で元ヤクルトの秦が話していたが、引退後困っている選手、目的を失った選手、
詐欺に合う選手は後を絶たないらしい。
そういう事を考えれば、江藤が家族の事も考えて現状の屈辱に耐えて巨人に残ろうと
するのも無理は無いのかもしれない。

鈴木タカ(横浜)>
去年は間違いなくレギュラーで年俸も推定2億2千万の鈴木がまさかの大不振に陥って
今では代打でしか登場できない。打率も2割3分程度で現状のレギュラー多村・佐伯・金城に
は到底とってスタメンで出る事は出来ないだろう。
まるで去年大不振だった石井に憑依していた大不振を招く悪霊が鈴木に乗り移ったようだ。
ミニキャンプまでやって復活を目指すもまるで結果が得られない。
来期に巻き返しを狙うも、今のライバルに加えて古木も外野のポジションを狙っている
から大変だ。これだけの高年俸の選手では球団も扱いに困るだろう。
鈴木の今後には注目が集まる・・。





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Last updated  August 27, 2004 05:30:03 PM
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