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テーマ:暮らしを楽しむ(387410)
カテゴリ:小旅行
たまにふらりと立ち寄らせていただく、とある(個性的な)喫茶店、、 ココについて本日は書き込みしてみたいと思います。 大宮駅発 「はやて31号」。 週末の夜に、、 ちょっとムリしてアレに乗ってさえしまえば、、 1時間半ほどで例の目的地に到着してしまうのであります^^。 ~~~~~~~~~~~~~ 『一ノ関 ジャズ喫茶「ベイシー」』へ。 21時を回った頃、一ノ関へ到着。 何度目かの訪問となるこの町に。 ほんの少しだけ懐かしさを感じます。 「やあ、久しぶり」 ってな感じでしょうか。(笑) 東京よりも、気持ち寒いくらいの闇夜を、、 (雪が積もってなかったのは、少しだけ予想外でした。。) 本日の目的地である『ジャズ喫茶「ベイシー」』に向かってひた歩きます。 前回立ち寄った時には、残念ながら開店していなかったので、、 今回こそは、、と。 祈るような気持ちであの角をひょいと右へ曲がってみると。。 よかった~、、 今日は看板に明かりが灯ってました^^。 私がこの世に命を授かる1年前に開店したこのジャズ喫茶。 築150年ほどの土蔵を改造されたこちらの店内は このお店自体の歴史も伴って、とても重厚な質感に満たされております。 適度に落とされた薄明かりのなか、どっぷりと客席に腰掛けますと、 対面の暗がりに鎮座している「例の」スピーカーシステムが、、、 そんな落ち着けるすばらしい環境の中で次々と演奏される レコードの音といったらもう、、、 絶句です、、 カウント・ベイシー ジョン・コルトレーン マイルス・デイビス etc,etc…。 大音量で演奏される数々の名演のうねりに身を委ねていたら、、 あっという間に2時間程が過ぎ去ってしまいました^^。 これより先は、拙い自分の説明なんかよりも、、 95年の第4刷を最後に絶版となったマスターの著書、 『ジャズ喫茶「ベイシー」の選択』(菅原正二(著))が文庫本となって再販されておりますので、 もし御興味があるならば、とてもお薦めの1冊です!!! (…と思って今調べたら、、文庫本も絶版となってしまってるみたいです、、スミマセン。) ジャズとアナログレコード、そしてオーディオに対する並々ならぬ想いを 笑いと感動を交えながらも、 直球を多用した圧倒的な表現力で「聞かせて」くれます。 この本は、 読むという行為を通して、、音楽を「聞かせて」くれる、 数少ない読み物の中のお気に入りの1冊なのであります^^。 さて。 前回こちらに訪れたのは、4年前の9月15日、、 (2年前に来た時は、、お店閉まってました。(笑)) あの時よりもホンの気持ち、、 マスターの白髪がふえた気がしました。 このお店の良さは以前と少しも変わりませんが 良くも悪くも、周囲は少しづつ変わってまいります。 そんな事を言ってる自分だって。 前回お邪魔した時は、まだ入籍もしていませんでしたし。 その頃はまだ、この店内でも気持ちよく煙草を燻らせておりました。(笑) 次回お邪魔する頃には、、 どうなのだろうか。 変わってゆく事の「期待感と不安感」。 そんな中であらゆる感情よりもほんの少しだけ勝った「寂しげ」な気持ちを胸に、 お店を後にしたのでありました。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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