テーマ:たわごと(26869)
カテゴリ:食物連鎖
「B-BOY」とは、元々HIPHOPという黒人文化の中のブレイクダンスを
やっている男の子を指した呼び名でしたが現在では そうしたフアッションを身につけた男の子を総称して「B-BOY」と 呼んでいる.... 「へい めぇ~ん ちぇきらっちょ」な人々の事ですな... 俺は先週の日曜日の昼間に一人っきりでラーメンを啜っていた 「山頭火」の特製とろ肉ラーメン(?1200)だ とろとろに煮込まれたチャーシューとトンコツの塩ラーメンが絶妙の かなりお勧めなラーメンを黙々と啜っていた 後ろに待っているお客さんがいたという事もあり ただひたすらに箸を進めていた... 俺の隣には18、9歳くらいのカップルがいて 男の方は今時のメッシュキャップを横っちょにかぶってダボダボのTシャツと パンツを履いて 首からは織田無道みたいなゴッツイ銀のネックレスを垂らした 「B-BOY」とショートのTシャツにヒップハンガーのジャージを履いて ガッツリ腹出しまくりのおねーちゃんがチャラチャラと話ながら ラーメンを啜っていた 山頭火の特製とろ肉ラーメンはラーメンと具が別々の器に盛られて出て来る 俺は具の器からとろ肉を箸で摘まみ上げラーメンの底に沈めて 程よく温めてから食そうと企みつつ とろ肉を麺のしたに忍ばせたその時 となりの若いカップルの会話が耳に入った.... B-BOY「ねぇ ミキちゃん(仮名) Hさせてよ」 (え"~~~~~!!日曜日のまッ昼間から それもラーメン屋で口説くンかい!?) 俺は意表を突くその言葉に腕の筋肉が緊張してしまい とろ肉の脂身の部分に箸が食い込ませてしまった... ミキちゃん(仮名)「えっ...いいよ」 (え"~~~~~!!ええんかいっ??) お前らには ロマンチックって言葉は無いんかいっ?! CCB(ココナッツボーイ)のピンク色の髪した小太りのボーカルも 「ロマンチックが止まっちまったぜ」っと草葉の影で泣いてるよ... まったく... ミキちゃん(仮名)「じゃぁさ 私の質問に答えられたら いいよ」 ふぅ... そりゃそうだよな... まったくミキちゃん ハラハラさせるぜ... ラーメン屋でHしようって口説かれて「ハイそうですか」って許せる程 女の子の貞操は軽いもんじゃないよなっ 俺の高校生の頃に呼んだ「セブンティーン」の読者ランキングの 「彼とはじめてHするとしたら何処で?」って欄でも 一位は「海の見えるホテル」で2位が「高原の白いペンション」だったはずだ 場所は「海の見えるホテル」をリザーブしたとしても 混み合うラーメン屋で口説いて良いというハズは無い.... B-BOY「えぇ~ 質問ってなぁに?」 (ささっ ミキちゃん 言ってやりなさい ビシッと! ラーメン屋でHしようと言われて 簡単に許せる程 世の中は 甘いもんじゃないって、そのニヤケタB-BOYに日本の女の貞操の堅さを バシッと思い知らせてあげなさい!龍のヒゲを持って来いだかなんだか かぐや姫並みの空前絶後の無理難題をふっかけて話を煙に巻いて やっちゃってください! ささっ、ビシッと 日本女性の威信をかけて.....) ミキちゃん「じゃぁさ6cmの立方体の体積わかる?」 (え"~~~~~!! あんたの貞操の大きさは216立方センチメートルなんかい?!) いやぁ...まったくびびりました.... 6cmの立方体の体積と自分の貞操を引き換えにしようとするミキちゃん 頭悪すぎます... つか....男にとって ある意味 おいし過ぎます... 「B-BOY」はミキちゃんの目を見つめつつ... リッポータイってなに?? (へ????????) ミキちゃん(仮名)「立方体っていうのはねサイコロみたいな形だよ」 B-BOY「へぇ~そうなんだ?ミキちゃんチョー頭いいじゃん」 てめぇーー!!18,9歳にして はじめて「立方体」の存在を知って のんきにうなづいてるんじゃねぇぞー!!(怒) ミキちゃんがチョー頭いいんじゃなくて テメーの脳みそにチェキラッチョなんだYO!! てめぇー たて×よこ×高さを答えてタテタテヨコヨコマル書いてチョンができる ビッグチャンスに立方体とはナンゾやから はじまるんかいっ!! そんな僕の心の叫びをモノともせずに「B-BOY」は B-BOY「じゃぁ6×6の36!!」 ミキちゃん「それは面積だよぉ」 B-BOY「じゃぁ36かける....ミキちゃんリッポータイって 何枚 面があるんだっけ?」 ミキちゃん「あっ(汗)それは...ちょっと考え方間違ってるよ...」 ミキちゃん 大ピ~~ンチ!! 1辺を6cmとした事でミキちゃんは貞操の危機に陥ってしまった... でも「B-BOY」はミキちゃんが焦ってる事にも気付かずに.... B-BOY「じゃぁ36かける.......4(よん)」 少年....4を持ち出したいというキミの気持ちはビミョーに解らんでもないが... そいつは違うと思うぞ.... あと一歩という所までミキちゃんの貞操を追いつめたのに.... きっと神様が....... お前の遺伝子なんぞ後世に残してたまるか!! っと叫んでる声聞いちゃったよ....まじでまじで... 運命のいたずらと言うよりも大いなる意思を感じた 大いなる意思によりミキちゃんの貞操が守られて ホッと安堵した俺は一気に「山頭火」の特製とろ肉ラーメン(?1200)の スープを飲み干してお会計のために席を立った そしてお会計をしている傍で まだダラダラとラーメンをつつきながら 2人の会話は続いていた..... ミキちゃん「○○君って 立方体の体積の求め方でいろんな考え方できるんだね 小学校から勉強頑張ればソコソコできたんじゃない?」 (小学校から頑張ってソコソコにしかなれないんだねぇ...) っと思ってたら「B-BOY」のニヤケた声が背中越しに聞こえた やだなぁ..ミキちゃんそんなに褒めるなよぉ そんなに褒められると照れるじゃねぇか その時 会計をしていた店員さんの目がギラッと鈍く澱んだ色をしたのを 俺は見逃さなかった.... そして順番待ちのお客さんのイラ立ちも絶頂を迎え てめぇーーー!誰も褒めてねぇーから 照れてないで とっととラーメンすすって出て行け!! っという 心の叫びが聞こえたような気がした今日この頃です... 『わにの里』は、こちらから↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|