甘茶ソウルコンピ 難問クイズ入り UNDERGROUND OLDIES VOL.8
甘茶ソウルコンピの世界 UNDERGROUND OLDIES VOL.8 '00(I.T.P. RECORDS #8908)シリーズ第8弾。特に甘茶ソウルコンピと謳っているシリーズではないのですが、本作は甘茶ソウルが多い感じ。1はこの曲以外知らないんですが結構マイナーなグループなのではないでしょうか。出だしの甘いハーモニーとファルセットは期待を持たせますが、その後テナー、バリトンなどへと展開し、焦点が定まらないまま終わってしまった感じで惜しい。2はヤングハーツのNOT ON LPで音の感じからするとかなり後年の作品のようです。柔らかなムードで全体を包み込んだ佳曲という感じ。「Younghearts Get Lonely Too」で聴かれたようなスリリングさが無いのが惜しい。なんと「YOU TUBE」で試聴可能。3はINTRUDERSのヒット曲のカバー。雰囲気は近いものがあるけど内容はいまいち。4は人気甘茶グループで曲のグレイドは高いけれども、どうも個人的にこの暗さは好きになれない。7には参りました。結構有名な甘茶のカバー曲なんですけどグループ名/曲名がどうしても浮かばない。検索してもヒットしないし、、、と、かれこれ10分ぐらい奮闘してようやく分かりました。どうもオリジナルの曲名はスペルが間違っているようです。(どちらがオリジナルかは不明)さて、誰の何て曲のカバーでしょう?曲名だけ見て分かった人はエライ!聴いてスグ分かった人も相当な甘茶通ですね。こちらで試聴出来ます。9は60年代テイストのゆったりとしたバラードでヴォーカルは少しディープっぽい。シンプルなバックに分かりやすいメロディ。PEACHES AND HERBのカバーのようです。10はバート・バカラックの「WALK ON BY」風の暗めのレディ・ソウル。12は「上品な味わい」というグループ名で「シャンペーンとキャビア」という曲名。なんて厭味ったらしい組み合わせ(笑)。肝心のお曲の方はエレキシタールにファルセットという王道甘茶ソウルでなかなかの味わいでございましてよ。13のブラック・アイボリーもソフト路線の甘茶ソウル佳曲。狙ったとしか思えないこってりとしたグループ名の15は名前に反して爽やかな甘茶ソウル。ファルセットが縦横無尽に悶えまくる前半の複雑な展開に妙味あり。16はCHI-LITESの大ヒット曲の忠実なカバーでライブ・バージョン。これって「Funny A 2000」としてシングルで出ている、そのものなのでしょうか?歓声の入り方が少ないので擬似ライブなのかも知れないのですが、その歓声がかなりウザい。タイミングをわきまえないというか下品というか。折角の曲が台無し。こういうの嫌いなんだよなあ。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. How Could You Be So Cold - Grand Theft 2. Hey Love - Younghearts(甘茶偏差値62)3. Cowboys To Girls - Gene Chandler 4. How Can I Pretend - The Continental 4 5. Yes, It's You - Barbara Mason 6. If I Could Be Like Columbus Where Would We Be - Rotations 7. Don't Stop (Just Keep On Walking) - Showtime Inc. (甘茶偏差値62)8. I Loved And I Lost - Escorts 9. For Your Love - Sam & Bill 10. To Get You Back Again - Barbara Lynn 11. Darlin' - Gerrard, Donny 12. Champagne And Caviar - Elegant Taste (甘茶偏差値64) 13. No One Else Will Do - Black Ivory (甘茶偏差値61)14. It Hurts So Much - Superbs 15. Just In The Nick Of Time - Chocolate Syrup (甘茶偏差値64) 16. Have You Seen Her (Live!) - Frankie & The Spindles