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ザ・スーパー・ポップ宣言

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2009年02月の記事

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もうすぐ1歳の小山田圭吾くんとマヒナスターズ三原さと志夫妻

小沢健二/FLIPPER'S GUITARの元ネタリスト曲毎【おまけコーナー】もうすぐ1歳の小山田圭吾くんとマヒナスターズ三原さと志夫妻和田弘とマヒナスターズの三原さと志さん(本名小山田晃)は小山田圭吾・CORNELIUS(コーネリアス)のお父さん。以前｢マヒナスターズ三原さと志さんと赤ちゃん時代の小山田圭吾｣として紹介した写真は小山田くんが生まれたばかりのものでしたが、この画像は生後約10ヶ月のもの。ご覧の通り、三原さと志さんと奥さんの伊都子さんとの３人での微笑ましいショット。まだ全然ひねくれてないし、小憎たらしくもない無垢な赤ちゃんって感じですね。｢グラミーって何？美味しいの？｣なんて言葉が似合いそう。(写真は当時の週刊誌より)ところで、ほとんど知られていないようですが、往年のポップス歌手、田辺靖雄氏は奥さんの伊都子さん(旧名：田辺伊都子さん)の弟さん。田辺氏(画像2)は小山田くんと同じ和光学園高等科卒業なので、小山田くんが和光に通うきっかけになったのは彼の影響なのかも知れませんね。目の感じとかルックスもどことなく小山田くんに似ている気もします。因みに田辺氏は｢ロリーポップ・リップス｣のヒットを持つ九重佑三子さんの旦那さんです。小山田くん自身も音楽家の嶺川貴子さんと結婚してるし、こうして並べてみるとつくづく音楽家の家系なのだということが分かりますね。追記：因みに伊都子さんは中学時代にコーラス部の指揮、応援団の団長を務め、短大卒業後は桑沢デザインスクールに通ったりハワイアンバンドを結成したりしていたとのこと。かなり小山田君を彷彿させますね。こちらのページの最下部で拡大版が見れます。小山田圭吾くんお洒落でセレブな二歳児小山田圭吾くん 2歳幼稚園児のCORNELIUS 僕のパパはマヒナスターズマヒナスターズ三原さと志さんと赤ちゃん時代の小山田圭吾もうすぐ1歳の小山田圭吾くんとマヒナスターズ三原さと志夫妻フリッパーズギターの何が凄かったのか？→『ネオアコで世界一の楽曲を作った』音楽家と犯罪

2009.02.28

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甘茶ソウル・コンピ UNDERGROUND OLDIES VOL.7 (I.T.P. RECORDS #8907)

甘茶ソウルコンピの世界(6) UNDERGROUND OLDIES VOL.7 (I.T.P. RECORDS #8907) 副題に｢RARE AND HARD TO FIND SOUL OLDIES｣と謳う怪しげなコンピの第7弾。スウィートと銘打っている訳ではないのですが、やけに甘茶度の高いシリーズでもあります。本作はNOT ON LPながらもCD収録曲というのが目立ち、特にレアでもないだろうという印象のラインナップ。｢Should I Let Myself Go｣というタイトルのどこが楽観主義やねん？とイチャモン付けたくなる楽観主義者たちの歌う5は、グループ名とは裏腹に暗く沈んだムードの甘茶ソウル。ジョージ・カーPによるアルバム収録曲ですが、この絶望に打ちひしがれた、うらぶれ感はヒドイ(笑)｡でもメロディ、サウンドともに良く出来ていて暗めの甘茶が好きな人には堪らない内容かも。7はご存知CONTINENTAL FOURの甘茶名曲のカバー。あれえ？こんな曲エスコーツがやってましたっけ？少なくともアルバムには入ってないハズだけど、、、。内容はソフトなファルセットによる落ち着いた内容でコンチ版のような緊迫感や痛みをほとんど感じない凡庸なカバーで妙味は少ない。｢YOU TUBE｣で聴けます。8はベースシンガー、ファルセット、バリトンと歌い継いでいく良く出来た甘茶ソウル。シングル皿(Solid Foundation-101)の表曲｢You Live Only Once｣も素晴らしいダンサーです。(共に最近CD化されましたね。)11もNOT ON LPと言えばそうなんですが、名盤｢What a Shame｣のCD版にはきっちりと収録されてます。曲はオーソドックスなバラードタイプの甘茶ソウルで、ファルセットでないぶん広く音楽ファンにも受け入れ易そう。女性の歌声も混じる15はレディソウルが苦手な人でも聴けそうな淡いムードの甘茶ソウル。MAINSTREAM SOUL SURVEY "TALK TO THE RAIN"にも収録されていました。（甘茶偏差値65以上）（甘茶偏差値61以上）（甘茶偏差値60）1. Ooh I Love You - The Electrifying Cashmeres 2. You Can Be With The One You Don't Love - Barbara Mason 3. Run To Me - People's Choice 4. Sharing You - Sunny & The Sunliners 5. Should I Let Myself Go - The Optimistics（甘茶偏差値63）6. Isn't It Lonely - Hot Ice 7. Day By Day (Every Minute Of The Hour) - Escorts8. Turned Around Over You - Imperial Wonders（甘茶偏差値63）9. I'll Erase The Pain - The Whatnauts 10. Let Me Try - Crosstown Express 11. We're Gonna Be Together - The Dynamics（甘茶偏差値63）12. Storyteller - Enticers13. Never Had A Girl Like You - Sly, Slick & Wicked 14. A Thousand Tomorrows - Steelers 15. Let's Fall In Love - Spectrum16. Strange Feelings - G.Q.

2009.02.26

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ハイハイ・テクノポップせな★せな＠Surprise!! / FRIPSIDE NAO PROJECT!

アニソンポップの世界(2) 【ポップ偏差値 64 】FRIPSIDE NAO PROJECT! / せな★せな＠Surprise!! '08 作曲編曲八木沼悟志『せなか:オタロードBlog｢せな★せな｣テーマソング』と書かれてますが、これでは一体何の事かさっぱり分からないので調べてみると、せなか企画という会社がやっている｢オタロードBlog｣というブログが有り、その会社の作っているコミックや小説で展開されている｢せな★せな｣という作品のテーマソングということらしいです。曲を作っているのはNAOという女性シンガーを中心とした｢FRIPSIDE NAO PROJECT!｣という音楽チームで、本曲は彼女達の1STアルバムの｢FRIPSIDE NAO PROJECT! / Rabbit Syndrome｣及び｢せな★せなキャラクターソング集｣に収録されています。曲は｢ハイハイ｣合いの手の入る爽やかで明るいテクノポップ。リードの少し鼻に掛かった歌声はいわゆるロリータ系の萌え声ではない落ち着いたもので聴きやすいかも。それとは対照的に随所に入る合いの手(クレジットは無いがNAOによるものと思われる)は瑞々しい魅力に溢れたロリ声で、そのコントラストがこの曲の大きな特徴。｢ほぃ♪｣といった愛嬌ある掛け声、｢ハイ☆ハイ☆｣の肯定感に満ちた快活さ、更に｢1･2･3★ハイ!｣の掛け声の弾けっぷりがイイですネー。メロディはキャッチー＆なだらかで親しみ易く、ピポパ感たっぷりのテクノなキーボード・ソロが可愛らしい。ユーロビート風なリズムは個人的に趣味ではないけれど、スピード感のある展開と高揚感のあるメロディ、爽快で華やかなサウンドが素晴らしいと思います。｢ニコニコ動画｣で試聴できます。尚、FRIPSIDE版には｢せな★せな＠Surprise!!生物RMX｣というリミックスバージョンも収録されていますが、重低音を強調したクラブミックスで原曲の持ち味を押し殺した内容でチト残念。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(1･2･3★ハイ!)ポップ偏差値合計76987868564

2009.02.23

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華やかなラテン・ダンサー MY EVER CHANGING MOODS / STYLE COUNCIL

洋楽スーパーポップの世界(1) 【ポップ偏差値 70 】STYLE COUNCIL / MY EVER CHANGING MOODS (LONG VERSION) '84 NEW WAVEの大きな波が一段落した84年に元THE JAMのPAUL WELLER率いるスタイルカウンシルの放ったブルーアイドソウルなダンサー。イギリス盤や日本盤LPに収録されているのはピアノの弾き語りバージョンで、12インチシングルとアメリカ盤LP(A面1曲目)にのみこのLONG VERSIONが収録されています。橋本徹監修のコンピ｢FREE SOUL MEMORY｣にも収録されており、如何にもフリーソウルという言葉がマッチする曲ですネ。BLUE EYED SOULというのもちょっと古臭い言い方ですが、この当時の白人バンドがこれだけうまく黒人(ソウル)的グルーヴを取り入れた曲は斬新でした。加えてこの曲にはパーカッションを含めてラテン・ロック的色彩(フリーソウル的には｢AZTECA / SOMEDAY WE'LL GET BY｣が近い)も加わり、そうした様々な要素を見事に消化した大傑作曲です。全体として感じられる洗練されたムードと爽やかさ、高揚感、疾走感と華やかさはバブル前夜の日本の若者にも大受けで、この曲の入ったアルバム｢CAFE BLEU｣はお洒落人間必携グッズになり、特に洋楽を好きでもない平凡な大学生にも受け入れられていました。因みに何度も入るドラムの｢タカタタタッ｣って箇所は｢フリッパーズギター / バスルームで髪を切る100の方法｣の元ネタとしても有名です。｢YOU TUBE｣でPVが見れます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(ラテン・ダンサー)ポップ偏差値合計87988889570

2009.02.19

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山下達郎SSB 第11位 LOVE COMMITTEE / HEAVEN ONLY KNOWS

山下達郎サンデー・ソングブックスウィートソウルオンエアポイントランキング LOVE COMMITTEE / HEAVEN ONLY KNOWS '75(福岡市のYさん 2009.2.15) 先日のTOMORROW'S PROMISE / HE DON'T LOVE YOU LIKE I DO のオンエアを聴かれてビックリされたという福岡市のYさんからのリクエスト。甘茶ソウル百科事典 BILLY'S SELLECT 052掲載。甘茶ソウル界で私が一番好きな名前を持つラヴ・コミッティのNOT ON LP＝シングル・オンリー曲です。一応、海賊盤コンピCDの｢SOUL VOCAL GROUP DELIGHTS - Volume 2｣に収録されています。暗いアップテンポ・ダンサーで一聴では良さは分かりにくいけどジワジワと効いてくる玄人好みの曲ですね。ヒリヒリとした痛みとテンパイ感が堪らない泣きながら踊れる名曲です。あくまでお遊び、おふざけで格付けすると(マジにならないでね）、、、。項目点備考甘茶偏差値64(75点満点)未オンエア度5(5点満点)NOT ON LP度5(シングルオンリー 5点満点)聴取困難度5(上記媒体で聴取可 10点満点)個人的未聴度0(単に私が聴いたことあるかどうか 5点満点)ポイント合計79 (100点満点)福岡市のYさん、ここのところシングル・オンリーの希少な甘茶ソウルのオンエアが続いて嬉しいですね。【山下達郎SSB 甘茶ソウルリクエストポイントランキング】(2006.10.1より集計開始)第1位 93点 TOMORROW'S PROMISE / HE DON'T LOVE YOU LIKE I DO (広島県廿日市市のKさん 2009.1.25)第2位 91点 GASLIGHT / DRIFTING AWAY (東京都小金井市のＴさん 2007.09.16)第3位 90点 TOMORROW'S PROMISE / SHOULD I FOLLOW MY HEART (愛知県岡崎市のHさん 2007.12.2)第4位 84点 WILLIAM HART / FOLLOW EVERY DREAM (東京都江戸川区のSさん 2007.06.03)第4位 84点 CHOCOLATE BUTTERMILK BAND / AIN'T NO WAY (CBM 102)'8? (山口県長門市のSさん 2008.02.17)第6位 83点 EDDIE HOLMAN / YOU'RE MY LADY (愛知県宝飯郡のWさん 2006.10.29)第6位 83点 CWCP / YOU BLEW MY MIND (埼玉県狭山市のNさん 2007.02.11)第8位 82点 VEDA / YOU CAN LOVE AGAIN (埼玉県狭山市のNさん 2008.8.18) 第9位 81点 THE ELUSIONS / I'D LIKE TO SAY I LOVE YOU (愛知県岡崎市のHさん 2008.1.28)第10位 81点 EDDIE HOLMAN / MY MIND KEEPS TELLING ME (愛知県豊川市のWさん 2008.3.30)第11位 79点 LOVE COMMITTEE / HEAVEN ONLY KNOWS (福岡市のYさん 2009.2.15) 第11位 79点 THE CREATIONS / PEEK-A-BOO (スウィート棚つか 2008/3/16)第11位 79点 THE GASLIGHT / JUST BECAUSE OF YOU (スウィート棚つか 2008/3/16)第11位 79点 TOMORROW'S PROMISE / THAT'S THE WAY IT WILL STAY (スウィート棚つか 2008/3/16)第15位 78点 CHOCOLATE SYRUP / WHO YOU TRYIN' TO FOOL GIRL (スウィート棚つか 2008/3/16)第15位 78点 CREATIONS / THE PRICE I HAVE TO PAY (埼玉県狭山市のNさん 2007.03.25)第15位 78点 KALEIDOSCOPE / WE'RE NOT GETTING ANY YOUNGER '75 (棚からひとつかみ 2007.09.09)第18位 77点 DYNAMICS / WE FOUND LOVE (埼玉県狭山市のNさん 2006.10.1)第19位 74点 SMOKEY ROBINSON & THE MIRACLES / WE'VE COME TOO FAR TO END IT NOW (東京都国立市のSさん 2006.10.29)第19位 74点 STONE LUV / NEVER TURN YOUR BACK ON THE ONE YOU LOVE (スウィート棚つか 2008/3/16)第21位 73点 DIFFERENT SHADES OF BROWN / WHEN THE HURT IS PUT BACK ON YOU (名古屋市のHさん 2006.12.03)

2009.02.16

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日本人の琴線に触れる泣きの甘茶 J.B.BINGHAM / ALL ALONE BY THE TELEPHONE

私の好きな甘茶ソウル(3) 【甘茶偏差値 71 】J.B.BINGHAM / ALL ALONE BY THE TELEPHONE (UNITED ARTISTS 816)'76GOLDMINEのモダンソウルコンピ｢MODERN SOUL VOLUME 6 (GSCD82)｣にも収録されていた泣きのソウル。確かに幾分洗練された雰囲気はあるけれどモダンというよりは、かなり甘茶よりな内容。メロディは如何にも日本人の琴線に触れそうな泣きのラインで日本語カバーがあっても受けそうですね。更に全体としてどこもムラ無く金太郎飴的に良く出来た内容なのが特筆もの。きれいで起伏に富んで甘味もあり、しかも実にキャッチー。特にサビメロの込み上げっぷりは一種完成された様式美と言っていい。ヴォーカルの声質も魅力的で男ながらに色っぽくてイイのです。終始泣きを入れ、体をクネクネとくねらせ甘えながら歌うのを聴くと思わず食べちゃくなっちゃいますねえ。同じ76年にCHECKMATES,LTD.もやってますが、いまひとつヴォーカルに甘味の足りないバージョン。どっちがオリジナルなんでしょうか、、、。画像のものは再発盤です。｢YOU TUBE｣で聴けます。

2009.02.14

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ズキュンキュン・ポップ井上みゆ / 1×8 ラブバレット｢幼なじみはベッドヤクザ!｣

アニソンポップの世界(3) 【ポップ偏差値 62 】井上みゆ / 1×8 ラブバレット '07 作曲編曲磯村カイ｢幼なじみはベッドヤクザ!｣主題歌幼なじみに襲われちゃうAVG｢幼なじみはベッドヤクザ!｣主題歌で初回特典｢マジでヤクザなお楽しみCD!｣収録。｢KOTOKO / さくらんぼキッス～爆発だも～ん～｣や｢ave;new feat.あべにゅうぷろじぇくと / ラブリー☆えんじぇる!!｣は曲中に｢キュンキュン♪｣という可愛らしい合いの手の入る｢キュンキュン・ポップ｣の代表曲ですが、この｢1×8 ラブ・バレット｣は｢ズキュン｣という銃声を｢ズキュンキュン♪｣と萌え活用することによって新たに生れた｢キュンキュンポップ｣の亜種バージョン｢ズキュンキュン・ポップ｣です。基本サウンドはスピードの速いテクノ風味のパラパラ/ユーロビート系。個人的嗜好から遥か遠くにかけ離れたサウンドで、初めて耳にした時はかなり戸惑いました。然しながら、威勢の良い井上みゆの｢3,2,1,GO!｣の掛け声はそんな戸惑いを吹き飛ばす程の瑞々しさ。随所に入る合いの手も弾けっぷりやおどけた感じなど表現力豊かで可愛らしくていいですねえ。ヴォーカルはかなりロリータ臭がきつく、歌声そのものがエロゲーって感じで聴いてて照れる内容。これを聴きこなすにはかなりの鍛錬と羞恥心、自尊心を捨て去る勇気が必要と思われ、決してアニソン初心者にはお薦め出来る内容ではないですネ。しかし荒行(例：1ヶ月間毎日10回聴く)により無事解脱することが出きれば病み付きになる快感的要素がそこには有りますヨ。｢ニコニコ動画｣↓で聴けます。井上みゆ / １×８ラブ・バレット｢幼なじみはベッドヤクザ！｣「幼なじみはベッドヤクザ！」デモムービー尚、｢team Love Bullets / Love Bullets｣にはREMIXバージョンが収録されています。少しシンプルさを欠きオリジナルの勢いがちょっと削がれた感がありますが、ほぼ同じ内容ですね。こちらで試聴できます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(ズキュンキュン)ポップ偏差値合計89686659562PS:佐藤さん、ご紹介どうも有難うございました。

2009.02.11

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音壁ファルセット・ダンサー! ザ・キングトーンズ / 奥さまお手をどうぞ!

音壁の世界(2) 【ポップ偏差値 60 】ザ・キングトーンズ / 奥さまお手をどうぞ! '90 作曲編曲宮田繁男古くは68年に｢グッド・ナイト・ベイビー｣の国民的歌謡ヒットを出し、甘茶ソウルファンには78年の山下達郎作曲の｢TOUCH ME LIGHTLY｣で知られる日本のコーラスグループの大御所ザ・キングトーンズ。この曲はそんな彼等の90年に入ってからのCDS｢100万の想い出｣のカップリング曲。おそらくアルバム未収録曲なので、これを知ってる人は音壁ファンとしても甘茶ソウルファンとしても相当マニアックな方と言えるでしょう。曲の内容はウォール・オブ・サウンド仕立ての甘めのファルセット・ダンサーという、その中身自体も大変珍しいもの。まず出だしのドラムを中心とした重低音の迫力とそのエコー感のある響きが素晴らしく、ハープや鐘の音などを煌びやかに散りばめたサウンドは実にゴージャス。いきなりテンションの高いファルセット・リードのサビで始まり、｢奥さまお手をどうぞ!｣というタイトル通りの華やかな世界が展開されます。カスタネットが一つだけなのは音壁ものとしてそこだけ少し寂しいけれど、全体としてシャンシャン感は十分で、壁はかなり厚く高く満足のいく内容。全体のメロディもなかなかのもので、途中ベースシンガーとの絡みやドゥーワップ的なコーラスの入る和製ソウル的側面は、その手の作品が好きな人にも喜ばれそう。音壁ファンには癖のあるファルセット(裏声)は少し違和感があるかも知れませんが、私のような両刀使いには（ブログ的にも）一粒で二度美味しい作品ですね。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(音壁ダンサー)ポップ偏差値合計68776786560

2009.02.06

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陽気なカバー OH CAROL! / DON CAMPBELL featuring GENERAL SAINT

洋楽スーパーポップの世界(3) 【ポップ偏差値 62 】DON CAMPBELL featuring GENERAL SAINT / OH CAROL! '94 NEIL SEDAKAの59年のヒット曲｢OH! CAROL｣のレゲエカバー。1960年前後のアメリカン・ポップスの誰にでも愛される単純明快さが魅力の原曲は、その陽性で乾いたヴォーカルと爽やかなコーラスが素晴らしい曲ですね。私も大好き！そんな永遠の名曲を35年後にジャマイカのレゲエ/ダンスホール・スタイルでカバーしたのが、このシンガー＆ＤＪ(ジャマイカのラッパー)のユニット。原曲のニールセダカに負けず劣らず明るく陽性な声質のヴォーカルの第一声が聴こえた瞬間、｢これはイケル！｣って感じましたネ。ちょっと甘味と哀愁を帯びた唱法もグッド。そしてそれに絡む、超ダミ声なＤＪの低音ヴォイスも愛嬌があって曲の陽気な雰囲気をますます盛り上げます。ダンスホールものとしてトラックはもう一つグルーヴ不足という感じですが、シンガー＆ＤＪスタイルという情報量の多さからも個人的には原曲よりも飽きにくく長く愛聴出来てます。この曲は12インチシングルも出ているのですが(｢YOU TUBE｣にアップされてる)、少し間延びしたミックスで内容はいまいち。私のオススメは英JETSTARの名コンピ｢REGGAE HITS VOL.16｣収録の3分37秒の短いバージョン(おそらくRADIO EDIT)。こちらで聴くことが出来ます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(シンガー＆ＤＪ)ポップ偏差値合計98756868562

2009.02.03

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甘茶コンピ LOST SOUL OLDIES VOL.14 LOST SOUL RECORDS (LSR1014)

甘茶ソウルコンピの世界(7) LOST SOUL OLDIES VOL.14 LOST SOUL RECORDS / LSR1014 怪しげなコンピシリーズの第14弾。相変わらずマイナーなスローが中心ですが本作は甘めの曲は少なく、あまり薦められる内容ではありません。17はほのぼのとした甘めのムードとキャッチーなサビを持つ有名な甘茶ソウル。緊張感は無いけれど、のんびりとした純朴でおおらかな雰囲気がいいですね。｢UNDERGROUND OLDIES VOL.1｣にも収録されてました。｢YOU TUBE｣で聴けます。18は甘百未掲載のキッズグループもの甘茶。緊張感漲る気合の入った力作で一聴の価値は有りますが、ソウルが暗黒サイドに陥ったかのような真っ暗すぎる雰囲気で個人的には日常的に聴ける内容ではないな。｢IMAGE / SPELLBOUND｣､｢DELFONICS / HEY LOVE｣辺りが好きな人向きですね。｢SOULFUL THANGS VOL.1｣にも収録されてました。むしろこのグループで思い浮かぶのはアルバム｢Ahead Of Our Time｣↑の宇宙ジャケ。個人的には音楽のレコードジャケットにはあまり興味が向かないんだけど、このジャケは相当好きですねえ。子供の頃こんな幻想的な風景の夢を見て異様に興奮したのを思い出します。｢ロックとソウルとフライフィッシング｣さんでジャケの拡大版が見れます。｢ソウル茶屋(町)｣さんで同じ写真を使用した日本盤シングルが披露されてます。（甘茶偏差値65以上）（甘茶偏差値61以上）（甘茶偏差値60）1. One More Chance - The Masqueraders2. I've Tried - The Rappers3. Cold Coldlove - Jeri & Joe4. Mad At The World - The Epsilons5. What Am I - The Gifts6. Little Girl - Lee Washington7. Mothers Only Daughter - The Jades8. Try To Understand - Little Hank9. Why Did I Go - Kool Blues10. How Much I Love You - Sons of Darkness11. Our Love Used To Be - The Royal Esquires12. Put Another Dime In The Parking Meter - Bobby F13. The Ground That Your Walking On - The Vanguards14. Trust In Me Baby - Soul Superiors15. I'm Not Like The Others - Little Jimmy Gandy16. Give A Little Love - Marvin & Tammi17. No Time - The Gliders（甘茶偏差値62）18. Remember The Rain - The 21st Century19. Over My Dead Body - Benny & Tina20. The Sly, Slick & Wicked - Doug Haynes21. There's Something The Matter - Cynthia & The Imaginations22. It's All Over - Walter Jackson

2009.02.01

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