【00年代電波ソング大賞決定】(その2 1位~5位)
電波ポップの世界(4) 【00年代電波ソング大賞決定】(その2 1位~5位)00年代、つまり2000年から2009年迄の電波ソング大賞が決定となりました。有効投票数は567票で、順位は下記の通りです。11位以下につきましては↓のリンクでご覧頂けます。(管理人さん、お世話様でした。) 今回は二回に分けたうちの後半の第1位~5位までをお送りします。第0回00年代電波ソング大賞【累積】結果発表タイトルに「第0回」とあるのは、今回の投票結果に妥当性、信頼性がいまいち希薄であった為。それらは投票母数、エントリー曲、かつて人気だった曲への投票数、準備/周知期間、広報の少なさ等が原因で、これらを解消した正式な第1回2000年代電波ソング大賞は2010年年末頃に開催が予定されている模様です。(管理人さん、がんばって下さい。)第0回00年代電波ソング大賞TOP10(まとめ動画)1位 86票 PAPAPAPAPANTSU~だってパンツだもんっ! / 高野真由子&いちごパンツ隊(IPT:関口なつみ&松永亜夜&芦澤友美) '03作詞:斑津須木太郎 補作詞・作曲・編曲:アブレスサウンドチーム 「DA・パンツ!!」主題歌 スカートめくりADV「DA・パンツ!!」主題歌で明るく朗らかな電波ポップ。「パンツ」について歌ってはいるものの、歌詞は毒毒しさや怪電波を感じさせず至って健康的。悪い曲じゃないけど、個人的にはもっと神々しさとか毒気のある曲が来るのかと思っていただけに、ちょっと意外な第1位って感じでした。2位 82票 知的生命体2号 / U-J∀Nk(ユーヤンク) 製作年度? 作曲? 編曲?「Lip on Hip CompilationCD Vol.1」収録声優・吉川由弥(ゆーやん)と凶悪集団JUNKのメンバーによる絶叫系ロリメタルとのこと。うーん、これ面白い?どうも個人的には全然楽しめないし笑えないな。歌詞も何を言ってるのかよく分からないし、わざと外して歌うところもなんか逆に興醒めしちゃう。強いて言えば一世風靡セピア風の掛け声が面白くなくもないかな。トップに君臨する電波ソングの重要な要素として分かり易さは必須だと思うんだけど、この曲は全くキャッチーさに欠けるし、サウンドもメタルとしてどうこういうレベルに無い気がします。KOTOKOやMOSAIC.WAVを差し置いて、こういう曲が上位にランクインするってのは頂けない。3位 63票 ナイショ☆Naiしょ / 詩月カオリ '05作詞:KOTOKO 作曲・編曲C.G mix 「ないしょのティンティンたいむ」主題歌 「SHORT CIRCUIT 2」収録 いわゆるI'VE SOUND。作詞は電波の女王KOTOKOで合いの手も彼女によるものと思われます。「ドキドキドキ」なんて言い回しの瑞々しさなんて流石KOTOKOですねー。曲は爽やかで甘酸っぱい青春ポップという風合いで私も好きなんだけど、随所で使われる「チンチン」という発声が個人的にはどうもね。なんか幼児向けソングのような幼稚な感じで、ちょっと聞いてて恥ずかしくなってしまう。折角いいメロディなのに、これじゃ家族に聴かせられないよ。「チンチン」の部分だけ歌詞を言い換えて録音し直してくれないかな。あ、でもそれじゃ電波じゃなくなっちゃうか。ないしょのティンティンたいむ4位 60票 洗脳・搾取・虎の巻 / MOSAIC.WAV '06作詞・作曲・編曲:柏森進 「VAZIAL SAGA (ヴァジアルサーガ)~愚民化戦略~」イメージソング 「MOSAIC.WAV / Superluminal Ж AKIBA-POP」収録 多くの名電波を擁する電波ソングの覇者、MOSAIC.WAVで最上位にランクインしたのはこの曲。人民を洗脳・搾取するという独裁国家/宗教教団や特権者階級の悪しき行為を堂々と歌ってしまうという発想が素晴らしいですね。「愚民の皆さまー」なんてあっさりと言われてしまうと本当に自分が愚かな人間で搾取されて当然の駄目駄目な家畜にでもなったかのように錯覚してしまいます。歌詞やセリフなんかは聞いて楽しめるけど、楽曲自体はそれほど魅力は無いかな。尚、ニコニコ動画においてアイドルマスターの春閣下ブームもあって、天海春香を使用したMAD動画「アイドルマスター 春閣下 洗脳・搾取・虎の巻 圧縮版」も大人気となりました。5位 50票 もってけ!セーラーふく / 泉こなた(平野綾),柊かがみ(加藤英美里),柊つかさ(福原香織),高良みゆき(遠藤綾) '07作詞:畑亜貴 作曲・編曲:神前暁 「らき☆すた」オープニングテーマ これは世界でもっとも有名な日本製電波ソングと言えるでしょうね。2007年にらき☆すたのOP動画、そしてそこで踊られるダンスともども日本で大ブームになっただけに止まらず、「YOU TUBE」のブームにも乗り世界中を席捲しました。革新的だった早口なロリ声ラップとスピード感のある曲調、キャッチーなメロディ。更にOP動画を見ていても感じられる女子高生的な瑞々しいグルーヴなどが素晴らしい曲です。