スウィートソウル・コンピレーション SWEET SOUL ROLAS VOL.3 (LOCO SSR10032)
甘茶ソウルコンピの世界(17) SWEET SOUL ROLAS VOL.3 '10 (LOCO SSR10032) 2010年に発売された甘茶コンピ・シリーズの第三弾。2は「REMEMBER THE RAIN」で有名なキッズグループの75年の曲。暗く悲しい感じが同じだけど、もう少し甘くやって欲しかったな。5はBARBARA MASON作の73年のフィリー・スウィート。大仰でキャッチーなサビで昔からの人気曲だけど、ちょっと暗いなあ。8は全くの初耳。ファンクと名前が付くけどなかなか甘く柔らかな雰囲気の曲。ちょっと決め手にかけるけど、こういう曲がひょっこりと収録されているから、この手のコンピを聴くのは楽しい。9も初耳。どうやら75年のインディアナのグループらしい。すっきりと甘いファルセットが特徴的で、水を得た魚のように自由に気持ち良さそうに歌います。声質、唱法ともなかなか魅力的で、もしかしたら有名なシンガーなのかも。11は名コンピ「SUPER SWEET SOUL VOL.1 / LET'S MAKE LOVE」にも入っていた「ポンデロサの双子とその他一名」(笑)のキッズ・スウィート。サビはキャッチーだけど甘みが足りないね。14はフリーソウル界隈で人気のシンガー、ウェルドン・アーヴァインの暗めの曲。一種独特の雰囲気を持った面白い曲だけど、甘みはいまひとつ。16は甘茶ソウル百科事典 MOONY'S SELLECT 085の「RISIN'」収録曲。タイトル通り雨の夜を意識した、暗く重めのしっとりとした雰囲気の曲。じっくり聴いて楽しむというよりはBGMとして流すのに向いてる感じ。19はナッシュビルの歌手の「TREAT YOU RIGHT」というアルバム収録曲。ファルセット使いの甘いムードのある曲だけど、コーラスが無いからか少し物足りない。21はアルバム「A Tint of Darkness」で有名なグループのLP未収録曲。ゆったりとした甘めのイントロやサビの緊迫感のある盛り上がりなどが良質な甘茶ソウル。既聴だったけど、この曲の魅力には気付かなかったなあ。ここで聴けて良かった。バリトンの語りがちょっと邪魔くさくて惜しい。「YOU TUBE」で聴けます。22は有名なヒット曲?良く出来た曲だと思うけど、どうもこのグループはポピュラーな感じが個人的に合わないみたい。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. Lee Fields - You're Breaking My Heart2. 21st Century - Child3. Chocolate Syrup - Stop Your Cryin'4. Donations - I'm Going to Treat You Good5. Richmond International - Maybe If I Leave You6. Electrified Action - Love Foundation7. Diabolics - Key to Your Heart8. Funk Street Workshop - Girl, I Know What You're Thinkin'9. Wilton Crump - Give Your Love to Me10. Smith Brothers - Little Girl11. Ponderosa Twins + One - Bound12. Saborian & the Los - Pretty Face13. Ambition - Whisper a Love Chant14. Weldon Irvine - Morning Sunrise15. Family Circle - Bridge With One Side Down16. Smoke - Rainy Night17. Delights - No Longer18. Buck Ram Platters - My Ship is Coming In19. Rayfield Reid & the Magnificents - Our Alibi20. The Music City Two in One - Silly Song21. A Tint of Darkness - I'm Leaving(甘茶偏差値65)22. Force MD's - Tears