小田裕一郎:世紀のポップ・クリエイター 石川秀美 / 妖精時代 '82 小田裕一郎作曲 萩田光雄編曲
アイドルポップの世界(3) 【 ポップ偏差値 61 】石川秀美 / 妖精時代 '82 小田裕一郎作曲 萩田光雄編曲 「松田聖子/裸足の季節、青い珊瑚礁、風は秋色」、「沢田富美子/風のシルエット」そして「石川秀美 / 涙のペーパームーン」と80年代アイドルポップの数々の名曲を作り出してきた小田裕一郎氏。当時リアルタイムで松田聖子のスーパーポップ3連発を聴いた時はロック少年であった私にさえ衝撃的だったけど、あれから30年を経た現在に到るまで未だ彼を超えるアイドル・ポップ・クリエイターが出現しないというのも凄い。今にして思えば世紀の名作曲家の全盛期を肌で感じられた幸せなひと時だったということでしょうね。この曲は小田氏が松田聖子の次に、聖子に続いて多くの作品を手掛けた石川秀美の82年のデビュー曲。ちょっと幼稚な雰囲気もあるけど、高音部でなだらかに伸びやかに描かれるメロディラインが如何にも小田裕一郎しています。空高く舞い上がるストリングスの高揚感、キャッチーでテンションの高いサビのフレーズ、明るく夢のある世界観など80年代アイドルポップを代表するポップな名曲の一つと言えましょう。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(小田裕一郎節)ポップ偏差値合計78866868461